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なかなかスッキリ晴れない…秋雨前線が異例の停滞をする3つの原因

9/16(日) 12:05配信

ウェザーニュース

9月に入ってからというもの、猛烈な残暑は落ち着いてきて秋を感じる陽気となりつつあります。
一方で首都圏を中心になかなかスッキリとした晴天が続いていません。これは秋雨前線が長期間停滞しているからです。なぜなのでしょうか。

過去一週間ほどの天気図を振り返ってみました。

関西を直撃した台風21号が日本海に抜けた後からほぼ1週間、本州付近に秋雨前線が停滞しています。この原因は大きく3つポイントがあります

【1】2つの高気圧にはさまれ前線が生まれやすい

日本付近では季節的に、秋の高気圧(移動性高気圧)が日本付近まを通過しやすくなってきたものの、相変わらず夏の高気圧(太平洋高気圧)が大きく張り出していて、日本付近が気団の境目(前線)になりやすい状態となっています。

例年は夏の高気圧が弱まりはじめ、前線が南に動く事が多いのですが、今年は勢力を保っている状況。南北で高気圧が拮抗しているため前線も動きにくいのです。

【2】湿った空気で前線が活発に

日本付近には暖かく湿った南西風が入りやすいため、前線が活発になりやすい状況となっているのです。

【3】気圧配置が変わらない上空の流れ

さらに、上空の風の流れが変化しにくくなっているため、気圧配置自体が変わらない⇒秋雨前線が停滞しつづける、という構図になっています。

まだしばらくは秋雨前線停滞します…

この秋雨前線停滞はまだしばらく続きそうで、スッキリとした秋晴れが続くのはこの先一週間はお預け。

天気が変わりやすい状態ですので、日々のお出かけの際は天気予報のチェックが欠かせません。

来週後半は低気圧の影響もあり、雨が強まる日もあるためさらに注意が必要そうです。

ウェザーニュース