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「今までありがとう」 安室奈美恵さん引退、青森県内の多くのファン惜しむ

9/16(日) 11:01配信

デーリー東北新聞社

 楽しい時、つらい時、いつも寄り添ってくれたのは安室ちゃんの曲だった―。年代性別を問わず、多くの人に愛された歌手の安室奈美恵さん。数々のミリオンヒットを送り出し、その曲やファッションスタイルは幅広い世代のファンを魅了し、勇気づけてきた。15日に地元の沖縄県でラストライブが行われる中、青森県内でも多くのファンが引退を惜しみつつ、安室さんの新たな門出にエールを送った。

 青森県おいらせ町のタワーレコード下田店では、約2週間前からCDなど関連グッズを集めた特設コーナーを設置。ファンが書き込めるメッセージボードも用意され、ハート型のカードには「安室ちゃんは永遠の憧れ」「ファンでいられて幸せ」など思いがつづられていた。

 10代の頃からファンだという三沢市の会社員宮古友美さん(43)は、娘と一緒に来店し、DVDを購入。自身の結婚式では「CAN YOU CELEBRATE?」をBGMに使い、そのうち娘もファンになるほど聞き続けてきた。「全力で歌っている姿が好きだった。今までありがとう」と思い出を振り返った。

 「引退は残念だけど彼女が決めたことだから受け入れる」と話すのは“元アムラー”の八戸市のパート庭田直美さん(35)。ファッションはもちろん、ダンスや歌にも憧れ、学校で踊ったりもしたという。青春の一ページを彩ってくれた存在は大きかった。「引退当日はお酒でも飲みながらDVDを見てお別れしたい」と静かに話した。

 同市の公務員永田有貴子さん(28)も大ファンの一人。5月には、東京ドームで開かれたファイナルツアーにも駆け付けた。

 安室さんの曲は生活の一部だった。失恋した時は『Love Story』、気分を盛り上げたい時は『GIRL TALK』。「どんなときでも、自分の気持ちに寄り添ってくれた」。

 女性らしく、だけどかっこよく―。そんな姿で多くの人を魅了してきた歌姫がステージで輝く姿をもう見ることはできない。永田さんは「寂しいけど、これからの安室ちゃんの人生も応援したい」と熱っぽく語った。

デーリー東北新聞社