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発表間近の新型BMW3シリーズ最終テストに同行。再びスポーツセダンの規範へ

9/16(日) 15:01配信

carview!

ニュルブルクリンク北コースの最終テストに同行

今秋、間も無く、いやもう少し正確には10月末までにBMW3シリーズのフルモデルチェンジが正式に発表される。1975 年の初代3シリーズ(E21)から数えて7世代目に当たる。現行モデル(F30)は2012年の登場だから、6年ぶり、まあ順当なタイミングだ。

>>新型BMW3シリーズ最終テストの模様<<

開発コードG20と呼ばれるニューモデルは現在ニュルブルクリンク北コースで「炎の洗礼」と呼ばれる量産ゴーサイン直前の最終シャーシ・セッティング・テストが行われている。全長約21kmのニュルブルクリンク北コースはその過酷な条件ゆえにグリーンヘル(緑の地獄)と呼ばれている。

確かに150箇所以上のコーナーとアップダウンの続くこのコースだが、実はこう命名したのはレーシングドライバーのジャッキー・スチュワートだった。サーキット上の過酷な条件の他に、もし事故が起こった場合の緊急処置の問題もあった。つまりその全長ゆえに救急車の到着時間が問題だったのである。現在では、数台の救急車が、どの場所でも速やかに到達できるような最短アクセス緊急道路ができているのでこうした不安はなくなった。

さて、今回、私はこの北コースで行われていたテストの同行取材をすると同時に、この次期3シリーズ・プロトタイプ(正式には量産試作車)のステアリングを握ることを許されたのである。

最大55kg軽量化、ボディ強化でステアリング精度や快適性も向上

完璧にカムフラージュされたボディのデザインは想像するしかないが、BMW最重要モデルだけにエクステリア・デザインはその輪郭からしてキープコンセプトであることは間違いなさそうである。

限られた情報と最新のリリースを分析すると次期3シリーズのベースは更なる軽量化が図られ、最大で55kgの軽量化に成功している。一方でボディ剛性は、全体的、そして部分的に一層強化され、ステアリング・セッティング精度の向上と走行ノイズ、快適性の改善に役立っている。

またBMWの主張する理想的な前後アクスルへの重量配分50対50に加えて、重心位置は現行モデルよりもさらに10mm低くセットされ、同時に前後のトレッドも拡大、大きなコーナリングGフォースにも耐えることができる。さらに詳細は不明だが新設計のダンパーは可変設計ではなく、通常よりも50パーセント増のダンピングフォースを発揮すると言われる。

主力モデル330iに搭載が予想されるエンジンは2リッター4気筒で最高出力は現行の252馬力から258馬力へ、最大トルクは350Nmから400Nmへとパワーアップされている。また当然のことながらOPF(直噴ガソリン用微粒子フィルター)を装備、排気ガス規制は最新のユーロ6d TEMPをクリアしている。

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最終更新:9/16(日) 15:01
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