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災害ボランティアなぜ必要 広島では人手不足で被災地疲弊 参加する姿がエールになる

9/16(日) 13:27配信

qBiz 西日本新聞経済電子版

 岡山、広島、愛媛などに甚大な被害をもたらした西日本豪雨の発生から2カ月を迎えた9月初旬、関西を中心に被害をもたらした台風21号や北海道での地震など、自然災害が相次いだ。

災害ボランティアは「聞き役にもなれる、効率だけじゃない存在」価値を訴えるベテラン支援者

 すでに大阪府や北海道の自治体では災害ボランティアセンターが立ち上がっている。しかし、西日本豪雨の被災地も復興への道のりは始まったばかり。ボランティアが家屋の泥出しや清掃を担う貴重な存在になっており、まだまだ必要とされている。

 8月下旬に福岡県が開いた、災害ボランティアに興味がある人向けのセミナー。講師の1人は、東日本大震災や熊本地震、昨年の九州豪雨などで災害支援に携わった北九州市のNPO法人「ANGEL WINGS」の藤沢健児代表だった。西日本豪雨では数回にわたって主に広島県内に入り、被災地の現状把握や各地のボランティアセンターの運営を支援するため、延べ1カ月間ほど滞在している。

 災害ボランティアは被災地にとってどんな存在なのか。なぜ必要なのか。特に九州など、県外からのボランティアには、どんな貢献ができるのか――。現地で活動を続ける藤沢さんの話を紹介する(三重野諭)。

県外ボランティア少ない地域は地元が疲弊

 藤沢さん:福岡県内では、西日本豪雨による被害でのボランティアによる支援は一段落している。(記者注:福岡県朝倉市、東峰村は2017年7月の九州豪雨の被災からいまだに復旧途上にある)

西日本豪雨は被災地が広範囲に及んだ。広島や岡山、愛媛などの被害が深刻な地域では、ほとんどの場所でボランティアが足りていないと思われる。

 関西からの応援が入る岡山や、九州や四国などから支援が入る愛媛と比べると、特に私が活動する広島はボランティアが少ない印象がある。人数は被災直後の7月の3連休がピークで、お盆休みに盛り返したが、その後は減り続けている。

 広島県内でも被害が大きいのが坂町、呉市、三原市、広島市の安芸区。特に坂町の小屋浦地区と、呉市の天応地区がひどい状態だ。土砂や流木などによる被害は、九州豪雨での朝倉市に匹敵する深刻さで、朝倉よりも住宅が密集している分、影響が大きい。

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