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「1日5時間以上のテレビ」で、死亡リスクが2.5倍に!

9/16(日) 12:35配信

All About

◆長時間のテレビ視聴で死亡リスクが上がる?

ネット全盛の時代といえどもまだまだテレビは魅力のあるメディアです。テレビ好きで、することがないとついつい時間を区切らずに見続けてしまうという方も少なくないと思いますが、ちょっと心配な報告があります。

テレビを長時間見ると肺塞栓になって死亡するリスクが2.5倍にも増えるという研究発表があるのです。

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エコノミー症候群 テレビ長時間視聴でリスク増…阪大研究
(毎日新聞2016年7月27日 10時06分)

『テレビを長時間見る人は、肺の血管がつまる肺塞栓(そくせん)症で死亡するリスクが増加するとの研究成果を、大阪大の研究チームがまとめた。テレビを1日に5時間以上見る人の死亡リスクは、2時間半未満の人の2.5倍だった。(中略)

テレビを見る時は同じ姿勢を続けるため、チームはアンケートのテレビ視聴時間に着目。視聴時間に加え、年齢や飲酒・喫煙歴などから分析した結果、テレビを1日に2時間半~5時間未満見る人の死亡リスクは2時間半未満の人の1.7倍、5時間以上の人は2.5倍に上ると結論付けた』

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この研究発表にあわせて、テレビ視聴中には1時間に1回は歩くようにすることと、ふくらはぎのマッサージをすることなどの対策を行うべきというコメントもされています。

◆機内や車中泊以外でも起こりうるエコノミークラス症候群

「エコノミークラス症候群」と聞くと、飛行機での長時間フライトで起こる病気と思われている方が多いと思います。

確かにその名の通り、機内での発症が多く、長時間のフライトで特に注意喚起されます。飛行機のエコノミークラス、つまり座席があまり倒れない席に長時間同じ姿勢で座りっぱなしでいると、直立に近いような状態で下肢を下げたままになってしまいます。そのため下肢の静脈がうっ滞して血栓ができてしまうのです。多量の血栓が肺や心臓に流れ着いて詰まってしまうと、肺や心臓が作動せず、血圧が出せなくなり死に至ることがあります。

エコノミークラス症候群はその後ビジネスクラスなどでも起こることが判明し、さらに近年は地震の被災地でプライバシーを保とうと車中泊をした方たちの中で発生し、死亡者が出て大きな問題になりました。

つまりエコノミークラス症候群は、「飛行機のエコノミークラス」という限定的な場所だけでなく、下肢を長時間下げていた場合、どんな場所でも起こり得る病気なのです。

エコノミークラス症候群は下肢の静脈に血栓ができる状況なら何でも原因になり得ます。たとえば脱水で血液が濃くドロドロになることも大きな原因です。飛行機の場合は隣の座席の方に気兼ねして、何度もトイレに行かなくて済むように飲水を控えていると、長時間下肢を下げた状態に加わって血栓ができる危険性をさらに上げてしまいます。

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最終更新:9/16(日) 12:35
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