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iPhone XR発売直後は品薄?新iPad Pro登場はいつ?最新アップル噂まとめ

9/16(日) 12:50配信

Engadget 日本版

新iPhoneがついに発表された9月の第3週。今後の市場動向の予測から米中貿易戦争がApple Watchなどに与える影響まで、最新の噂をまとめて振り返ります。

なお、スペシャルイベントでの正式発表と一致していた「答え合わせ」にすぎない噂は、勝手ながら除外しています。主に「当たらなかった」ないし「予測されていたのに発表されなかった」未発表製品の噂に限らせて頂きました。新iPhoneは市場コンセンサスより売れる?「3年以上前の機種が3億台近く買い替え」とのアナリスト予測David Gray / Reuters

近年のスマートフォン出荷台数は全世界的に減少しており、アップグレードサイクル(買い替えまでの期間)がしだいに長くなっている――そんな理由から、アナリスト予測の主流も「新iPhoneの販売台数は約2億1900万台~2億2200万台」と控えめになっています。

そこに一石を投じたのが、モルガン・スタンレーのアナリストKaty Huberty氏。「長くなったアップグレードサイクルも限界に達している」として、「もっと売れる」と語っています。

その根拠の1つは、スマートフォンは生活必需デバイスになっていてなるべく高性能を保つ必要があること。もう1つは、3年以上前の旧iPhoneが世界に3億台近くもあると見積もられること。3番目はテクノロジー面でのアップデートが魅力的であることです。

実際の新iPhoneは、現状で14日からの予約受付は好調のもようです。シリーズ史上最大サイズと最高価格を一度に更新し、特にiPhone XS MaxのMaxなオプション(内蔵ストレージ512MB)は20万円近いことに戸惑いの声もありますが、結果発表を待ちたいところです。

6.1インチiPhoneは「XC」、6.5インチは「XS Plus」?中国SNSにプレゼンテーション写真が投稿Weibo

中国最大手キャリアの1つChina Mobile社内のプレゼンテーション写真とされる画像が流出。確定情報か?と思われましたが、iPhone発表会が終わってみればXSこそ当たっていたものの、残り2モデルの名前はどちらもハズレ。「あれは何だったのか」と首を傾げてしまう噂でした。

あらためて考えると非公式なSNSへの投稿、しかも社内プレゼン資料とされる画像。くわえて資料作成の日時が不明で「その時点では正しかった」可能性もあります。リークと称される情報は慎重に扱うべしと、自戒の念を込めたいうわさ話でした。

6.1インチLCD版iPhone、発売直後は品薄?液晶とバックライトを接続する製造上の問題かSLASHLEAKS

iPhone XR、すなわち6.1インチLCDモデルは「新型の液晶(後に「Liquid Retina」との呼称が判明)にノッチ」という前例のないこと尽くしのため、OLEDモデル2つ(iPhone XSとiPhone XS Max)よりも発売の遅れが噂されていました。

そのリリースは9月下旬~11月までずれ込むとの諸説がありましたが、正式には予約開始が10月19日16時01分(日本時間)からと発表。ひとまず「11月まで」は免れたようです。

が、一難去ってまた一難。米Bloombergによれば、液晶とバックライトを接続する上での製造上の問題により「発売当初は限られた数量しか出荷されない」とのこと。XRは新iPhone3モデルの中では最も安価で(あくまで「相対的に」ですが)売上の半分以上を占める人気モデルとも予想されており、再び激しい争奪戦が繰り広げられるかもしれません。

新Apple Watchには心電図センサー搭載?ほか新iPad ProはUSB-C採用などアナリスト予測MacRumors

Apple未発表製品の予測でおなじみのアナリストMing-Chi Kuo氏の予測レポートが、スペシャルイベントの直前に発表。新Apple Watch(Series 4)の「全モデルの裏蓋にセラミック素材」や「心電図センサーの搭載」、それに6.1インチLCD版iPhoneの発売遅れが的中したのはさすがです。

発表イベントが終わった後の気がかりは「予測されながら発表されなかった」製品でしょう。USB-C採用の新iPad Pro、Touch IDがサポートされるという低価格MacBook、ワイヤレス充電マットAirPowerおよび新AirPodsなど。「テイム・クックさん、あの新iPad Proどうしたんでしょうね」と問いたい向きも多いかもしれません。

トランプ政権の対中関税、アップルの利益に対する影響は1%未満?著名アナリストが予測Bloomberg

中国がアメリカの知的財産権を侵害しているとして、米トランプ政権が検討している第3弾の対中関税(税率は25%)。その対象品目にApple WatchやAirPodsなど中国で生産しているアップル製品が含まれ、同社からも「一部の製品は値上げせざるを得ない」との認識が示されました。

しかしアップル関連の予測で著名なアナリストGene Munster氏は、影響は大きくはないとの予測を発表。「これらがアップル全体の売上高に占める割合は4~5%」「利益に対する影響は1%未満」「アップルは米国内での製造シェアは増えても10%未満」といった趣旨を述べています。

この楽観的な予測の根幹には、実は「トランプ政権が一期だけで終わる」という不確定性の高い見通しがあります。とはいえ、現時点でのApple WatchやAirPodsなどがアップルの主力製品ではないのは確かな事実。今後トランプ政権が、iPhoneまで対中関税の対象とするのか注視していきたいところです。

新iPad Proの発表はナシ?流出サイトマップに「リンクがない」ことが発覚MySmartPrice

iPhone XS/XS Max/XRといった新iPhoneの正式名称が「公式リーク」される原因となった、アップル公式サイトのサイトマップxmlファイル。まさに「このファイルにURLリンクが含まれていない」ことから、新iPad Pro(仮)はイベントで発表されないのでは......と予想されていました。

その結果は、誰もが知るとおりです。約1ヶ月後となる10月の開催が噂される新製品発表イベントにて、新iMacや新Mac mini、低価格MacBook Airと一緒にお披露目されるとの説もあります。

ワイヤレス充電マットAirPowerが公式サイトから(ほぼ)抹消。やはり開発は難航中?Apple

上記の新iPad Proと同じく「サイトマップxmlファイルに載ってない」ために発表見送りが予測されていたAirPowerですが、公式サイトからまさかの(ほぼ)抹消。スペシャルイベントのキーノートでも、新iPhoneの強みの1つである「ワイヤレス充電の高速化」がほとんど触れられなかったわけですね......。

最終的な完成度を高めるためのソフトウェアのデバッグ作業が佳境を迎えているのか、それとも何か根本的な技術問題が発生しているのか。ワイヤレス充電対応のアップル製品が続々と登場している今だからこそ、少しでも早い発売を祈らずにはいられません。

iPhone XRとiPhone XS Maxのベンチマークが早くも公表? XS MaxのRAMは4GBのうわさApple

14日に予約が開始されたばかりのiPhone XS Maxと、10月19日に予約受付を控えたiPhone XRのものと称するGeekbenchスコアが早くも発表。正確にはベンチマーク比較サイトGeekbenchBrowserが掲載した「iPhone 11.6」と「iPhone 11.8」という謎の型番を、それぞれiPhone XS MaxとiPhone XRと推測した、うわさ話レベルの情報です。

iPhone XRとiPhone XS Maxともに、他社スマートフォンに対しては圧倒的なスコアです。が、前年モデルのiPhone Xと比べた場合、この結果を見る限り、シングルコアスコア性能は伸びているものの、マルチコア性能はほぼ横並び。

まだソフトウェアが新ハードに最適化されていない可能性もありますし、新SoCであるA12「Bionic」が意味しているニューラルネットワーク処理に振り向けられた潜在力がまだ解放されていないのかもしれません。

Kiyoshi Tane

最終更新:9/16(日) 14:40
Engadget 日本版