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驚きの低レイテンシ化。GoogleがUSB-C to ヘッドホンアダプタ新版を発売

9/16(日) 19:30配信

Engadget 日本版

米国のGoogleが、とあるスマートフォン用周辺機器をひっそりとアップデートしました。それは「USB-C Digital to 3.5 mm headphone adapter」。USB Type-C端子を3.5インチイヤホンジャックに変換するアダプタです。
そして気になるのが、その変更点。なんと「通信レイテンシの低下」が含まれているのです(合わせて価格も上昇しています)。

Googleの説明によれば、この新アダプタではレイテンシが53%も低減されています。さらにプレイバックタイム(再生時間)も38%延長されており、音楽視聴がさらに快適になるはずです。
なぜこのような改良になるかと言えば、このアダプタが新旧ともに、D/Aコンバーター(デジタル-アナログ変換)チップを搭載するタイプのため。つまりDA変換チップのレイテンシと消費電力が下がった、というわけです。そして外観デザインは変わらないものの、本体重量がわずか0.4gですが軽量化。またごく僅かながら短く、細く、薄くなっています。一方本体価格は9ドル(約1000円)から12ドル(約1300円)に上昇しています。
現行モデルの分解は、各種USBケーブルを手がけるCableDoで確認できますが、もしかしたら主要チップや内部基板などに変更があったのかもしれません。

Pixel 2/2 XLでは3.5mmのイヤホンジャックが廃止され、そのかわりにこの変換アダプタが同梱されています。同じような動きは「iPhone 7(こちらはLightningポート)」やそれ以降の機種でもあったのですが、先日発表された「iPhone XR/XS/XS Max」ではなんと変換アダプタが同梱されない形に。
さらに強くワイヤレスイヤホンへの乗り換えを促す形となっています。

なお、Googleは10月9日(現地時間)にイベントを開催し、新型Pixelスマートフォンが発表されるものと予測されています。アップルがこうした施策にシフトしたことで、Googleも同じように変換アダプタが同梱されないのかどうか、気になるところです。

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)

最終更新:9/16(日) 19:30
Engadget 日本版