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童心誘う金色の響き 遠野市、秋の虫の鳴き声

9/16(日) 9:01配信

岩手日報

 「リンリンリン」。夕暮れ時、コオロギなど秋の虫たちが愉快な音楽を奏でるように音を響かせる。太陽はゆっくりと動き、景色を黄金色に変えていく。

 遠野遺産に認定されている遠野市宮守町の「上鱒沢(かみますざわ)の猿ケ石川沿い桜並木」。虫捕り網を持った子どもたちがトンボを追い掛ける。仲良しの菊池智集(ちあい)さん(鱒沢小5年)と、山蔭紗良(さら)さん(同5年)、咲岐(さき)さん(同3年)姉妹だ。3人は並木の通りを走り抜け、近くの猿ケ石川緑地公園へ向かった。

 捕まえたトンボを次々と虫かごに入れる子どもたち。緑の草むらは黄金色に染まり、無数のトンボが空を舞う。夕日を浴び、子どもたちの影が伸びる。「リィリィリィ」。太陽が山並みに沈み始め、虫たちの声が静かに響く。余韻を残すように、秋色の世界は消えていった。

(文・写真 報道部・山本毅)

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最終更新:9/16(日) 9:01
岩手日報