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沖縄出身の新垣比菜3位、きょう安室にV届ける

9/16(日) 9:21配信

日刊スポーツ

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【写真】18番、香妻と笑顔で握手する新垣

沖縄出身の新垣比菜(19=ダイキン工業)が、逆転優勝を射程圏にした。3位から出て5バーディー、1ボギーの68で回り通算9アンダー。首位と1打差3位とした。勝てばツアー本格参戦1年目で4月のサイバーエージェント・レディース以来、2度目の優勝。同郷の安室奈美恵(40)が引退する今日16日に、沖縄へ吉報を届ける。福井生まれで中国籍のセキ・ユウティン(20)と、ささきしょうこ(22)が首位浮上した。

首位の背中を追う新垣の耳に、同郷の大スター、安室の歌声が響いていたのだろうか-。好きな曲を問われると「Fight Togetherです」と答えた。アニメ「ONE PIECE」のテーマ曲だ。

いかなる試練があろうとも、高鳴る鼓動は止められない、目指す場所はただひとつだ-と不屈の思いを歌う楽曲。逆転での今季2勝目へ。首位に1打差に迫る新垣には、ぴったりの曲だった。

この日も試練を乗り越えた。5番パー5。ラフからの第2打をミスショットし、転がったのはわずか30ヤード先。200ヤード残ったが、3番ウッドで放った第3打でグリーンに乗せると、辛うじてパーを拾った。7番パー4でもティーショットを左に曲げながら5メートルのパーパットを沈め、スコアが崩れるのを防いだ。粘りつつ、5つのバーディーを重ね優勝争いに食らいついた。

「12番でバンカーにつかまってボギーにしたのは反省かな。でも2つ、難しいパーセーブができたのは大きかったですね。今日も8アンダーを出した人がいる。上位は実力者ばかりなので(最終日に)8アンダーを出せば大丈夫ですね」

昨夏のプロテストに合格した「黄金世代」。その中で、4月には一番乗りで優勝した。だが8月のCATレディースでは、過少申告で失格となる屈辱を味わった。今大会は、イ・ボミの賞金女王時代を支えた清水重憲キャディーを起用。心強さが増した。

「この前は、耐えての優勝。今回は、伸ばして優勝できたらいいですね」。安室奈美恵が引退する今日16日。逆転Vを果たした時に口ずさむのは「Hero」か。大好きな沖縄、尊敬する安室へ、歓喜を届けたい。【益子浩一】

最終更新:9/17(月) 4:30
日刊スポーツ