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書店街でいわさきちひろ展 生誕100年を記念、台湾の作家や画家とコラボ

9/18(火) 17:02配信

中央社フォーカス台湾

(台北 18日 中央社)絵本画家、いわさきちひろの生誕100年を記念する特別展が台北市内の地下書店街で15日から開催されている。淡い色彩と柔らかなタッチで描かれたちひろ作品の数々が64メートルにわたって書店街の壁やショーウィンドーを彩る。台湾の作家や挿絵画家とコラボレーションした作品も展示されている。

台湾では、黒柳徹子さんの自伝的小説「窓ぎわのトットちゃん」の挿絵で知られるいわさきちひろ。同展は、台湾の書店大手、誠品書店を展開する誠品(台北市)が企画した。昨年オープンした台湾最長の地下書店街「誠品R79」を会場とし、同社による絵本関連の展示会としては過去最大の規模だという。壁一面を覆う大型パネルに映し出された作品もあり、足を止めて見入る通行人の姿が見られた。

同展では、ちひろの絵に詩人、谷川俊太郎さんが書き下ろしの詩をつけた絵本「なまえをつけて」の収録作品が台湾初お披露目となったほか、台湾の作家、張西さんや挿絵画家の川貝母さんがちひろの絵に独自の解釈を加えた作品なども展示されている。

同展開催に合わせ、ちひろの長男で「ちひろ美術館」創設者の松本猛さんが訪台。松本さんは、展示会場が予想より大きかったことに驚きを示した。作品を見た人たちが、子供の頃を思い出してくれればと期待を寄せた。

11月11日まで。

(魏紜鈴/編集:楊千慧)

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