ここから本文です

リージョ監督電撃就任のヴィッセル神戸 異例の指揮官交代劇の裏事情

9/18(火) 16:45配信

東スポWeb

“バルセロナ流”で巻き返す。今夏に元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が加入したJ1神戸は17日、スペイン人のファンマヌエル・リージョ氏(52)の監督就任を発表した。シーズン終盤に残留争いをしていない中での監督交代劇は異例とも言えるが、その裏にはチームの浮沈を左右する2つの事情があった。

 来季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得できる3位以内が目標の神戸は、イニエスタ合流後の7月28日に4位まで浮上したが、8月22日の天皇杯4回戦鳥栖戦から公式戦4連敗で現在は8位。吉田孝行監督(41)は退任し、リージョ氏の就労環境が整うまでは林健太郎アシスタントコーチ(46)が暫定監督として指揮を執る。

 この日午前10時半に監督の退任が発表され、午後3時には新監督が誕生。残留争いをしているわけでもない中でのスピード決定に三浦淳寛スポーツダイレクター(44)は「アジアのナンバーワンを取る目標に向かい、ステップアップする時期に来ている」と説明。残り8試合で3位FC東京と勝ち点差は「6」と逆転は可能とあって、来季のACL出場に向けて大ナタを振るった格好だ。

 今回の新体制発足で大物助っ人をサポートする環境が加速する。リージョ氏は長年スペインで監督のキャリアを重ね、攻撃的サッカーを前面に出す戦術家として知られる。バルセロナ時代にイニエスタを指導した名将ジョゼップ・グアルディオラ氏(47=現マンチェスター・シティー監督)が大きな影響を受けて師と仰ぐ存在だ。吉田前監督も昨季、ネルシーニョ元監督の解任を受けて緊急登板して最低限の結果は残したが、やはりイニエスタと元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)の能力を発揮させるには少々力不足だったことは否めない。

 神戸の三木谷浩史会長(53)も「バルセロナとさまざまな方々と相談させていただいた」と話した上で「ポゼッションサッカーの開拓者。新しいスタイルはチーム一体で取り組んでいく必要がある」と新監督に期待を寄せた。バルセロナの躍進を支えたイニエスタを中心としたチームに再構築し、悲願のACL出場を狙う。

最終更新:9/18(火) 16:49
東スポWeb

スポーツナビ サッカー情報

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ