ここから本文です

誰もが最高の画質で撮影できるiPhone XS

9/18(火) 19:00配信

アスキー

数日にわたって実際にiPhone XS/XS Maxを使ってきた石川温氏が周りに勧めるのは、iPhone XS Maxになるという。

【もっと写真を見る】

 9月21日にiPhone XS、iPhone XS Maxが発売となる。先週、スティーブ・ジョブズシアターでの発表会後、実機を入手して、試用することができた。
 
 手に入れて数日が経過するが、iPhone XSとiPhone XS Maxを比べた時、人には断然、後者をオススメすることにした。
 
周りに勧めるのはiPhone XS Max
Plus系のiPhoneと比べても持ちやすくなっている
 この1年間はiPhone Xを使ってきた。ホームボタンがなくなり、5.8インチで大画面でありながら、片手での操作性もよく、かなり満足して使ってきた。そのため、今回の新製品もiPhone XS、一択だと思っていた。実機を触る前は。
 
 これまでもiPhone 7 Plusを持ち歩いたことがあったが、自分には大きすぎてすぐに使わなくなっていた。しかし、今回のiPhone XS Maxは6.5インチであっても持ちやすい。本体の幅がちょうどよく、ホームボタンがないことで、ボタンを押すという余計な操作がないことで、携帯性が増しているのだろう。
 
 いろいろ使ってみて、やはり満足度が高いのがカメラ機能だ。
 
 ここ最近、カメラ機能でのお気に入りスマホはAndroidだった。ここ最近、勢いのある中国メーカーはセンサーサイズも大きいということもあり、スマホとは思えない画質が得られるのが利点だが、一方で、色を盛りすぎるところがあるので、リアリティのある写真が撮れているかとちょっと微妙な感じもしている。
 
 もうひとつのお気に入りの日本メーカーは動画を撮影しながらAIが静止画を撮影してくれるという斬新なデュアルカメラの使い方が好きなのだが、動画はまずまずの画質なものの、静止画がどうしても物足りなさを感じるところがあったのだ。
 
 その点、iPhone XS、iPhone XS Maxのカメラは、従来から派手な撮影機能が追加されたわけではない。デュアルカメラも、広角と望遠というこれまで通りの組み合わせだ。また、撮影したあとから被写界深度を変えられるという機能は、アップルが先に始めたわけでもなく、ファーウェイがとっくの昔からやっていた。
 
 しかし、iPhone XS、iPhone XS Maxは、誰もが何も考えずに、最高の画質で撮影できるスマホカメラの最高峰のように思える。
 
 実際にこの3連休に、息子を連れ出して、あれこれ撮影してみたが、HDRなどが磨きがかかったように感じるのだ。
 
 夕焼けをバックにした人物撮影などは特に威力を発揮する。静止画だけでなく、動画はステレオ録音が可能になるなど、臨床感がさらに増した撮影が可能となった。
 
 アップルは、同社がデザインしたA12 BionicとNeural Engine、マシンラーニングの組み合わせによって、カメラ画質が向上していると語る。独自開発の結晶と言われると、他とどうやっても比較できないのが、なんとも上手い言い方だ。
 
15万円以上する価格は正直高く感じる
だからこそ徹底的に使い倒すつもり
 iPhone XSとiPhone XS Max、この3連休はiPhone XS Maxをメインに使っていた。やはり、「携帯性を兼ね備えた大画面は正義」といえるのは間違いない。
 
 この週末は、趣味であるモータースポーツ観戦が忙しく、昼間は国内レースであるスーパーGT、夜はF1・シンガポールグランプリの中継があったのだが、前者はJ-SPORTS、後者はDAZNアプリを使い、iPhone XS Maxの大画面で中継を楽しんだ。
 
 この数日、原稿執筆のときはさすがにノートパソコンを開くが、それ以外のネット接続はすべてiPhone XS Maxだった。
 
 正直言って、iPhone XS Maxの価格設定は、かなり高いと思う。スマホで15万円以上するとは、一昔前では考えられない。昨今は、キャリアの端末割引もなくなりつつあり、スマホ本体の負担額は上がっている。
 
 それならば、いっそのこと、高価なiPhone XS Maxを購入したら、四六時中、使い倒してやろうと決断した。ここ最近、各キャリアは、大容量プランを拡充しつつある。特にソフトバンクは、YouTubeやTVer、FacebookやInstagramなどが使い放題の「ウルトラギガモンスター+」を始めた。しかも、キャンペーン中はそれ以外のコンテンツの使い放題だ。
 
 いま、持っているモバイルWi-Fiルーターを解約し、すべての通信をウルトラギガモンスター+に集約させ、なんとか元をとってやろうという気になってきた。できることなら、技適マークがあれば香港版を入手して、auの「Netflixプラン」とソフトバンク「ウルトラギガモンスター+」をDSDSで使いまくりたいと思うほどだ。
 
 iPhone XS MaxはiPhone Xに比べて、使用できる時間が長くなっているという。それだけに、朝から晩まで使いまくるというのは悪くないだろう。
 
 iOS 12には、iPhoneをどれだけ使っているか、どのアプリをどれくらい使っているかがわかる「スクリーンタイム」という機能が新設された。
 
 それを見ると「自分。SNS、見過ぎだな」という反省することが可能だ。また、使用できる時間を制限することもできる。
 
 しかし、せっかく、15万円以上する端末を買い、大容量プランで契約するなら、そんなスクリーンタイム機能を無視しまくって、使い倒すというほうが健全というものだ。
 
 iPhone XS Maxは、朝から晩まで使い倒したいと思えるほど、パワフルで魅力的なデバイスに仕上がっているように思う。
 
筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)
 
 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。
 
 
文● 石川 温 編集● ASCII編集部

最終更新:9/20(木) 14:42
アスキー