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iPhone Xのわずか1年での販売打ち切りは、良い戦略

9/18(火) 12:11配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

・アップルはもう、iPhone Xを販売しない。

・新しいiPhone XSの価格はiPhone Xと同じ。つまりiPhone Xの販売を続けるとなると、アップルはiPhone Xの価格を下げなければならない。

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・iPhone Xは革新的なスマートフォンで生産コストが高い、また新しいiPhone XSとのカニバリズム(市場での競合)を避けるために値引き販売を選ばなかったことは良い戦略。

・iPhone XSはiPhone Xの進化版、デザインも機能もほぼ同じ。

昨年登場したiPhone Xは、アップル史上、最高のスマートフォンとの評価を受けた。Face IDと高性能なカメラでファーウェイ P20 Proやグーグル Pixel 2といったライバル機種に大きな差をつけた。

だが1年後、アップルはiPhoneの10周年を飾り、ネーミングルール変更の先駆けとなったiPhone Xの販売を打ち切ろうとしている。

アップルのウェブサイトでiPhone Xを探そうとしても、2018年の新モデル、iPhone XS Max、iPhone XS、そしてiPhone XRの紹介ページが出てくる。iPhone Xはもう、跡形もない。

このような形でアップルが販売を打ち切ることは珍しい。通常は前年モデルの価格を100ドル下げ、販売を続ける。今回、iPhone 8とiPhone 7は引き続き、販売される。直近で、発表から1年後に販売が打ち切られたモデルはiPhone 5。2012年に発表され、2013年に販売が打ち切られた。

ではなぜ、ここ数年で最も革新的なアップグレードだったiPhone Xの販売を敢えて打ち切ったのだろうか?

アップルは理由を公表していない。だが同社CEOティム・クックは今後の決算報告でその考えを説明するだろう。

説得力のある理由の1つは、価格。

iPhone Xの後継機となるiPhone XSの販売価格は、iPhone Xと同じ999ドルから。

iPhone XSはiPhone Xとほとんど違いはない。サイズは同じ。どちらもデュアルレンズの12メガピクセルカメラ、顔認証システムのFace IDが特徴。全体的なデザインはほぼ同じ。iPhone XSはプロセッサーが進化し、耐水性能が向上した。だが多くの人にとっては違いは大きなものではないだろう。

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最終更新:9/18(火) 14:05
BUSINESS INSIDER JAPAN

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