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ATMにコーラ? 中国でも急増! 振り込め詐欺の信じられない手口【中国トンデモ事件簿】

9/18(火) 18:30配信

FNN PRIME

日本では増加する一方の振り込め詐欺だが、中国でも被害は急増している。2017年には、電話やインターネットでの詐欺の件数は前年比70%増。老若男女問わず騙される手口は、日本では見られない巧妙なものだ。人間の心理を巧みに利用する中国の振り込め詐欺は、トンデモなかった。

(画像)ATMにコーラを注ぎ込む瞬間をとらえた!

「ATMにコーラを入れろ」 振り込め詐欺被害の女性がとんでもない行動に!

中国・重慶市の女性(33)にかかってきた、一本の電話。
「身分証の情報が流出しているかもしれない」
女性はすぐに、連絡先として伝えられた“北京公安局”の番号に電話した。

詐欺犯:
「銀行口座から金が盗まれないようにするため、公安局の口座に金を振り込めば安全です」

不安になった女性は、5300元(約9万円)を振り込んだ。しかし、不審に思い翌日、電話で返却を求めた。

女性:
「金を返して欲しい」
詐欺犯:
「銀行のATMの機械にコーラを入れたら領収証が出てきます。それを地元の警察に持って行けば金は返してもらえます。」

とんでもない指示だが、焦っていた女性は自宅からコーラのボトルを持参し、言われた通りにATMに流し込んだ。しかし、領収証が出てくるはずもなく、機械は故障してしまった。
女性は再度、”北京公安局“に電話した。

詐欺犯:
「原因は機械の故障か、コーラの量が足りなかったからでしょう」

女性は、今度は大ボトルのコーラを買って別の銀行のATMに行き、再びドボドボと流し込んだ。
当然、金は戻るはずもなく、女性はATMを壊したとして逮捕されてしまった。
壊れたATMの被害はおよそ6万元(約100万円)に上るという。

女性:
「何とか金を返してもらおうと焦って、よく考えられなかった。バカだった」

自ら思わぬ事態を招いてしまった女性は、“振り込め詐欺”に騙され、正常な判断が出来なくなっていた。
誰もが突然ターゲットになり得る“振り込め詐欺”は、中国でも後を絶たず、その手口は恐るべき「進化」を遂げている。

「あなたに逮捕状が出ています」 “詐欺2.0”の実態とは

驚きの手口:1「マネーロンダリング」

遼寧省大連の女性(32)はある日、北京市通信管理局を名乗る女から電話を受けた。

女:
「あなた名義の電話番号に関して訴えが多数来ています。急いで通報した方が良いでしょう。電話を北京の警察署に転送します」
転送先では、韓と名乗る男が出た。
男:
「あなたの身分証が盗まれている可能性があります。身分証の番号を教えてください。何か他にも問題があるか調べます」
「電話番号がマネーロンダリングに使われています。電話も2ケ月余りの間盗聴されているので、今後はSNSで連絡してください」

すると、男は女性のSNSに“検察院”のホームページアドレスを送付。それを開いた女性が目にしたのは… なんと自分の“逮捕状”だった!

女性:
「逮捕状には、私がマネーロンダリングに関わった疑いがある、と書かれていました。身分証の番号や写真もすべて同じだったので、とても怖くなりました。どうしたらよいか分からなかった。」
男:
「銀行のキャッシュカードを2枚作り、パスワードと一緒にこちらに送ってください。“保証金”を納めれば、あなたの逮捕を遅らせることが出来ます」

男は保証金として口座に20万元(約340万円)入金するよう求めた。その後も数日にわたり様々な理由で入金を迫られ、女性は自身の潔白を証明したいがため、家族や友達、仕事の顧客から借金して入金を続けた。

「何かおかしい」と感じた女性は、警察署に連絡。すると、韓という人物はいないと伝えられ、ようやく騙されたことに気づいた。
しかし、男は一言だけを残して既に女性のアカウントをブロックしていた。

男:
「謝謝(ありがとう)」

女性が騙し取られた金は155万元(約2635万円)にのぼった。
自分と家族の貯金でやりくりしたのは50万元(約850万円)、残りは全て借金だった….。

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最終更新:9/18(火) 18:30
FNN PRIME