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岡山の動物園の人気者2頭が天国へ エゾヒグマとホワイトライオン

9/18(火) 23:50配信

山陽新聞デジタル

 池田動物園(岡山市北区京山)は18日、エゾヒグマの「大地」とホワイトライオンの「ハタリ」が死んだと発表した。いずれも雄で、大地は23歳、ハタリは10歳だった。同園は2頭の獣舎近くに献花台を設置したほか、後日「お別れ会」を開くことにしている。

 同園によると、大地は1995年2月18日に北海道登別市のクマ牧場で生まれ、2000年7月に来園。体長2メートル、体重240キロで、毎夏プレゼントされる特大氷にかじりつく姿などが人気を集めていた。今年7月、下半身の衰えで立てなくなり公開を中止。9月12日に食欲が落ち、13日午後2時ごろ死んでいるのを飼育員が確認した。死因は心不全とみられる。エゾヒグマの平均寿命は約25歳で、大地は人間だと80歳ぐらいだったという。

 ハタリは08年4月6日に英国で誕生。10年に来日し「木下大サーカス」の猛獣ショーに出演していたが、精神的な病気と診断され、休養のため11年4月から池田動物園で過ごしていた。体長約2メートル。若干の食欲低下があり、経過観察していたところ、16日朝に急変し死んだ。胃に穴があいたことに伴う腹膜炎が死因。ライオンの平均寿命は約20歳とされる。

 同園では「園の顔」だったインドゾウのメリーが16年、ベンガルトラのヒロが17年に老衰で死んでいる。忠政智登士副園長は「今夏の猛暑が影響したのかもしれない。生前は多くの入園者を喜ばせてくれた。代表的な動物が次々いなくなり寂しいが、代わりとなる動物についても検討したい」と話した。