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震災後初、引き船復活へ 岩手、例大祭の22日

9/18(火) 15:30配信

岩手日報

 大槌町の大槌稲荷神社と小鎚神社の合同例大祭「大槌まつり」は21~23日の3日間開かれる。22日に東日本大震災後初めて引き船が行われ、復活を遂げる。漁船にみこしを載せて神楽や鹿踊り、虎舞などの郷土芸能団体が演じ、大漁旗をはためかせながら大槌湾内を周回。五穀豊穣(ほうじょう)や大漁を祈願する。

 両神社や新おおつち漁協、郷土芸能団体代表者らで組織する実行委(千代川茂委員長)が主催。同日の引き船はみこしを載せた船を中心に12隻が連なり、同町安渡の大槌魚市場を午前9時45分ごろに出港する。蓬莱(ほうらい)島に祭られている弁財天(海の神様)などを船上から拝み、約2時間かけて運航する。

 同町の引き船は少なくとも100年以上の歴史があり、みこしが臨海部各地区を回ることで大漁や安全操業を願ってきた。震災後も祭りは継続開催されているが、津波で漁協所有の船が甚大な被害を受けた影響や予算の事情もあり、引き船は中断。本年度から独立した町観光交流協会が神社や漁協に働き掛け、復活にこぎ着けた。

 問い合わせは町商工観光課内の同協会(0193・42・5121)へ。

最終更新:9/18(火) 15:38
岩手日報