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(語る 人生の贈りもの)五木寛之:3 直感鋭い母「この戦争、負けるかも」

9/19(水) 11:30配信 有料

朝日新聞デジタル

 ■作家・五木寛之

 子どもの頃から山のように本を読んできましたね。両親がたくさん本を持っていましたから。母の本棚にあったパール・バックの小説「大地」が特に好きでした。谷崎潤一郎の「源氏物語」の現代語訳もありましたし、父の持っていた講談本の「宮本武蔵」なんかも印象深い。
 住んでいた教員向けの住宅が校内にあり、玄関を出るとすぐ図書室だったこともあります。管理者の父には禁じられていましたが、こっそり鍵を開け、片っ端から本を読むような子どもでした。
 父は夜も寝ずに、勉強をしていました。教員としてステップをあがるための試験を突破するために。…… 本文:791文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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