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【神戸新聞杯・東西記者徹底討論】自在性あるエタリオウか広いコース向きメイショウテッコンか

9/19(水) 22:00配信

東スポWeb

【神戸新聞杯(日曜=23日、阪神芝外2400メートル=3着までに10・21菊花賞優先出走権)東西記者徹底討論】ダービー馬ワグネリアンと皐月賞馬エポカドーロが早くも激突。10・21菊花賞トライアル・GII神戸新聞杯は、ファン注目の好カードだ。果たしてこの2頭で堅いのか、それとも…。「両刀」山口&「馼王」西谷は、ともに“第3の馬”の逆転があると主張した。

 山口心平(東スポ):春のGI馬2頭がいきなり激突か。なんともぜいたくなトライアルになったな。

 西谷哲生(大スポ):確かに日曜の神戸新聞杯は必見ですが、土曜には我らが大阪スポーツ杯があることも忘れないでくださいよ。言うなれば「安室奈美恵withスーパーモンキーズ」みたいなものですから。

 山口:急に安室ちゃんの話をするなよ。今週はアムロスがひどいんだから。

 西谷:ですよね。ボクも今週は仕事が手につきません。

 山口:オマエの場合、仕事が手につかないのは3日間開催で負けまくったからだろうが。

 西谷:く~、あのお金で沖縄に行けばよかった…って言わせないでくださいよ。今週はきっちり取り返してみせますからっ。

 山口:そう簡単にいくかね。正直、3歳牡馬路線はいまだ混迷状態。皐月賞のエポカドーロしかり、ダービーのワグネリアンしかり。要はその時に一番うまく乗った馬が勝っている印象で、力差は感じないんだよな。

 西谷:皐月賞の前までは「ダノンプレミアム1強」と言われてた世代ですもんね。ボクも今年の神戸新聞杯は波乱ありとみています。

 山口:オレはダービー4着のエタリオウ◎だ。うまく立ち回って展開を味方につけたワグネリアン、エポカドーロとは対照的に、この馬は明らかに流れに泣かされたクチ。前残りの馬場で、外枠も響いた。それでもこの馬だけは後方から伸びてきたからな。本来は自在性のある馬だし、ここを勝って本番に弾みをつけたいところだ。

 西谷:左回りのここ2戦は真っすぐ走れていましたけど、それ以前は内にモタれるところがありました。それが右回りの影響だとすると、今回は割り引きが必要かもしれませんよ。

 山口 ずっと勝ち負けの競馬はしてきたんだから、大きなマイナスにはならんだろ。今回はミルコ・デムーロとの新コンビになるわけだが、1週前追い切りに乗ってビシッとやっているから、癖はつかんでくれているはずだ。

 西谷:ボクは◎メイショウテッコンで勝負します。小回りの福島で重賞(ラジオNIKKEI賞)初制覇となりましたが、跳びの大きな走りは明らかに広いコース向き。前走で見せた地力の高さに加え、今回は舞台適性のプラスアルファが見込めます。強敵揃いのここでもヒケは取らないはずです。

 山口:スタミナ豊富で長く脚を使える馬だからな。確かにエポカドーロの作る流れに乗って競馬はしやすそうだよな。

 西谷:そうなんですよ。前走は好位の内で競馬ができていたのも収穫でした。器用さに欠ける印象があったけど、そのあたりも徐々に成長している感じがします。

 山口:相手筆頭はなんだかんだでエポカドーロとした。春2冠は展開のサポートがあったのは確かだが、それも競馬のうまさがあってこそ。安定した先行力でイメージ以上に堅実に走れるタイプだよな。まあ、メイチの仕上げではなくても大崩れはしないだろ。

 西谷:ゴール前でもう一度盛り返してきたダービーの走りには驚かされました。月1ペースのタフなローテーションで、あれだけ走れるのは相当、精神力が強いんでしょうね。あとは自身最長の休み明けでポカさえなければ。

 山口:ダービー馬ワグネリアンは少し疑ってかかりたい。兄姉、近親などを見ても血統的に成長力がカギに。どうせ人気になるんだろうし、距離適性を含めて今回は評価を下げてみる。

 西谷:1週前追い切りに乗った福永は「春先より背腰が強くなって力強さが出てきた。いい方向に成長している」と乗り味を絶賛していました。見た目にもボリュームアップした印象ですし、あえて評価を下げる理由はないと思いますけどね。

 山口:ほかでは前走の札幌記念(7着)で強い古馬相手に意外と頑張っていたゴーフォザサミット。ダービー7着にしてもスムーズさを欠いたものだし、一度使っていることがアドバンテージになれば。持久力が生きる展開ならステイフーリッシュもちょっと怖いな。

 西谷:ビッグスモーキーも穴でマークしておきたいですね。ダートを中心に使われてきている馬ですが、初芝のすみれSで3着した実績は侮れません。当時と同じ阪神コースなら出番があっても。

 山口:オールカマー(日曜=23日、中山芝外2200メートル=1着馬に10・28天皇賞・秋優先出走権)もなかなかの好メンバーだが、一発あるならブラックバゴなんじゃないか。前走(函館記念=10着)はスムーズさを欠いてチグハグな競馬に。長い脚を生かせる中山はいいし、前哨戦のここならGI級相手でもやれていい。

 西谷:ボクはダンビュライトに注目してます。スパッと切れるタイプではないので、前走(宝塚記念=5着)のように外から前を捕らえにいくような形では分が悪かった。同舞台で完勝を決めたアメリカJCCの時のような競馬ができれば。

最終更新:9/19(水) 22:03
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