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【ブラジル】全国の債務不履行者数 11カ月連続で前年上回る

9/19(水) 4:59配信

サンパウロ新聞

 借金の返済や各種公共料金等の支払いを遅延させてブラックリストに名前を連ねてしまっている人、すなわち債務不履行者の数が、11カ月連続で前年同月を上回った。

 13日付伯メディアによると、全国商店経営者連合(CNDL)とクレジット保護サービス(SPC Brasil)は同日、2018年8月時点におけるブラジルの債務不履行者の数は17年8月時点よりも3.63%多い6290万人(推定)だったと発表した。これはブラジルの成人人口の41%が借入金の管理、資金調達、分割払いによる物品購入において困難に直面していることを意味する。

 債務不履行者数の増加は長期間にわたるが、今年8月の対前年同月増加率は直近の2カ月に比べて小さかった。今年6月時点の債務不履行者数は17年6月に対して4.07%増、同様に7月は4.31%増だった。

 月次で見た場合、今年7月から8月にかけては、焦げ付いた債務を抱えるブラジル人の数は0.71%減少した。月次での減少は2カ月連続となった。しかし、CNDLのジョゼー・セーザル・ダ・コスタ会長は、債務不履行者数は前月に比べて減少したものの、ブラジルの経済状況は依然として、債務を清算しなければならない消費者らにとって好ましいものではないとの認識を示し、「期待されていたペースよりも遅い景気回復が家計予算の管理の上で困難を生じさせ、各種計画や消費への回帰を失敗させている。このシナリオの逆転には経済活動の、特に消費者の景況感を大きく左右する雇用と所得の加速が必要だ」と指摘している。

 6290万人と推定される債務不履行者の年齢構成は、30~39歳が1790万人、40~49歳が1410万人、50~64歳が1300万人、25~29歳が780万人、65~84歳が540万人、18~24歳が450万人。これらのうち、17年8月に比べて増加したのは65~84歳(9.56%増)、50~64歳(6.26%増)、40~49歳(4.77%増)、30~39歳(1.69%増)で、18~24歳の債務不履行者数は23.20%減少、25~29歳も5.63%減った。

サンパウロ新聞

最終更新:9/19(水) 4:59
サンパウロ新聞