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川重が狙う新たなライダー

9/19(水) 8:01配信

ニュースイッチ

SNSなど使い女性や若者を開拓

 川崎重工業はITを活用した2輪車の顧客開拓に乗り出す。商品カタログ請求などで同社ホームページに登録した顧客データを分析し、興味に合致した情報をメールマガジンで提供する。会員制交流サイト(SNS)でもイベントやレースの情報を適時発信するなど、新たな顧客として若者や女性らの購買意欲の向上につなげる。

 子会社のカワサキモータースジャパン(KMJ、兵庫県明石市)が新顧客管理システムを導入し体制を整えた。同社は若者や女性顧客らの掘り起こしを狙った新店舗「カワサキプラザ」を拡充している。ITを利用した情報発信を採り入れることで、効果的に顧客層を広げる考えだ。

 川重グループのホームページのカタログ請求のほか、2輪車のユーザーが集まる「カワサキコーヒーブレイクミーティング」などのイベントのプレゼントキャンペーンでも、ウェブサイトで募った顧客の情報を生かす。カワサキプラザはこれまで初来店時や2輪車の試乗後のアンケートも紙で回収するなどしていたが、ウェブ上でできるようにシステムを移行中だ。

 メールマガジンは川重の2輪車関連イベント情報などを記載している。メールの開封状況やメールに記載したリンクのクリック状況、ホームページのアクセス履歴などの情報を集め分析する。さらに精度の高い興味に合致した製品やイベントの情報などを効率的に提供する。専用のアプリケーション(応用ソフト)のほか、SNSを活用。カワサキ・レーシング・チームの状況など親しみやすい情報発信で若者らにアプローチしていく。

 KMJの寺西猛社長は「これまで2輪車の販売店は、小規模で後継者にとっても魅力が少なかった。従来にない高品質な購買体験ができる店舗作りなどを進めていく」としている。

最終更新:9/20(木) 19:34
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