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ZOZO前澤氏の月旅行は総額750億円以上か? 搭乗者最大9人の気になる「旅費」

9/19(水) 12:11配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

2018年9月18日10:00(日本時間)、米ロケット企業SpaceX(スペースX)は、2023年以降に初飛行を開始する目標の民間月旅行の計画と、最初の搭乗客が、日本のファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」スタートトゥデイの前澤友作社長であることを発表した。

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イーロン・マスクCEOとスペースXが2017年秋に詳細を興行した再使用型宇宙船Big Falcon Rocket(BFR:ビッグ・ファルコン・ロケット)に搭乗し、1週間ほどの期間で月周回旅行を行う。月着陸は行わず、アポロ8号のように月を周回するコースを取る。

軌道図は公表されたが、打ち上げ時に乗客がどの程度のG(加速度)を体験するのか、また事前に必要な訓練などについてはまだ詳細が決まっていないという。会見でもマスクCEOは月旅行の飛行期間を「4~5日」と述べたが、同時に公表された動画では「1週間程度」となっていた。2023年の打ち上げに向けてこれから詳細を詰めていくようだ。

前澤社長によると、自らのほかに6~8人の世界的アーティストを招待して月旅行を共にするという。そのため、「BFRを1機まるごと」契約したと語った。

費用について回答は控えたが……

月周回旅行の費用について前澤社長は回答を固辞した。民間人による月周回旅行という史上例を見ない契約であり、費用の推測は難しい。

これまでに知られているものでは、地上から高度100km以上の宇宙空間に到達して数分で地上へ降りてくる弾道宇宙旅行がある。アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが設立したロケット企業Blue Origin(ブルー・オリジン)が開発中のNew Shepard(ニュー・シェパード)宇宙船で計画している弾道宇宙旅行は20~30万ドル(約2200万~3300万円)だとされている。

とはいえ、地球をほとんど離れない弾道宇宙旅行と1週間かけて38万キロメートル離れた月へ向かうのとではやはり比較しにくい。あえていえば、国際宇宙ステーションへ赴く宇宙飛行士が搭乗する有人宇宙船ソユーズの費用ならば参考にできそうだ。過去にNASAがロシアからソユーズへの搭乗を購入した際には、1席あたり7470万ドル(約84億円)から8170万ドル(約92億円)の費用を支払っている。

少なくともこれが最低価格ではないだろうか。ここから推測すると、最大9人の搭乗者の費用総額は756億円以上となる。

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最終更新:9/19(水) 12:11
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