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ソフトB伏兵トリオが救った! 雨中の激戦「ミラクルプレー」で制す

9/19(水) 11:51配信

西日本スポーツ

 ◆ロッテ2-4ソフトバンク(18日・ZOZOマリンスタジアム)

 工藤ホークスが雨中の激闘を制した。柳田に続き、17日に左太もも裏を痛めた今宮も登録抹消となる緊急事態で、伏兵が大活躍。7回は緊急昇格し、遊撃でスタメン起用された高田の二塁打などで好機をつくり、代打福田が同点の2点打。9回は代打川島の勝ち越し右犠飛などで2点を奪って逆転勝ち。連敗を「3」で止めて、日本ハムに打ち勝って優勝へのマジックナンバーを「10」とした西武の前進を最小限にとどめた。

【写真】何が起きた?ソフトB珍決着 “フェン直打併殺”で連敗阻止

 雨中の激戦は「ミラクルプレー」で幕を閉じた。2点を勝ち越した直後の9回1死一塁。抑えの森が角中に右翼フェンス直撃の一打を浴びた。角中は勢いよく二塁を狙ったが、一走の中村が二塁を回った付近で止まったことに気づき、一、二塁間でストップした。

 ここで右翼のグラシアルからの送球を受けた遊撃高田が挟殺プレーに追い込み、一塁川島が角中をタッチアウト。さらに流れるように三塁松田宣へ送球し、三塁を狙った中村も刺す「変則ダブルプレー」でゲームセット。連敗を「3」で止め、首位西武の“前進”を最小限にとどめた。

 「みんながしっかり集中したことが、最後のダブルプレーにつながった。いい集中を保ったまま、しっかり勝てたことは非常に大きい。みんなの執念が出た試合」。8回表終了後に38分間も降雨中断する悪条件にも勝った選手を、工藤監督は興奮気味にたたえた。

 チーム一丸でネバーギブアップの姿勢を示した。直接対決で3連敗した前日17日に西武の優勝マジック「11」が点灯。リーグ打率トップで34本塁打を放っている柳田が左側頭部負傷で離脱した上、17日の守備中に左太もも裏を痛めた今宮も登録抹消。この状況を救ったのは伏兵たちだった。

高田、今宮の離脱に伴い緊急昇格

 2点を追う7回2死二、三塁で、代打福田が有吉から同点の2点適時打。この一打の直前に二塁打で好機を広げた高田は、今宮の離脱に伴い緊急昇格。早朝の航空機で東京入りするなど慌ただしい合流となったが、遊撃でのスタメン起用に最高の結果で応えた。

 高田は9回1死一、二塁でも右前打を放ち、満塁へと好機を拡大。代打川島が勝ち越しの右犠飛をきっちり打ち上げた。主役は不在でも、3安打の高田をはじめとした伏兵たちが躍動し、劣勢の展開を「束」になってひっくり返した。

川島「全部勝つという強い気持ちで」

 執念の逆転劇で、日本ハムに快勝した首位西武の優勝マジック減らしを最小限にとどめた。V打&「ミラクル併殺」で試合を締めた川島は言った。「(西武に)3連敗してむちゃくちゃ悔しかった。(残り試合)全部勝つという強い気持ちでやっていく」。もっと大きな「ミラクル」を必ず起こす。

 ◆高田(昇格即スタメンで3安打)「何とか打てて良かった。チャンスをもらって、どんな形でも貢献したい。これが1日で終わらないように」

 ◆福田(7回2死二、三塁で同点の2点適時打)「昨日(17日)はチャンスで打てなかったので、絶対に打ってやろうと思った。いいところで使ってもらって、いいところで打てた」

西日本スポーツ

最終更新:9/19(水) 12:19
西日本スポーツ