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地価上昇率で注目 名古屋「伏見エリア」に出店希望続出

9/19(水) 11:10配信

中京テレビNEWS

 店の家賃は2、3年前の3倍に。それでも店を出したいという人が後を絶たない、超人気エリアが名古屋にあるそうです。

 今注目のエリア、それは名古屋駅と栄の間の伏見エリア。人気を集めているワケとは。

 仕事帰りのサラリーマンがビール片手に至福のひと時。

 地下鉄伏見駅に直結する「伏見地下街」は、1000円でおつまみとお酒が楽しめるなど気軽に立ち寄れるのが魅力です。

 ここ数年、変化が起きているそうで、新たな店が続々とオープンしているのです。地下街の管理者も高まるニーズを実感していました。

「2~3年前は(賃料が)月額6万円でした。現在は18万円です。それでも20件くらい店を出したいという人が待ってます」(伏見地下街協同組合 小池建夫 理事長)

 7年前の2011年9月の伏見地下街の様子。人通りがほとんどありませんでした。

 しかし、今は盛り上がっているのです。その理由は。

「伏見のオフィス街に位置するこちらの場所、県内トップの地価上昇率でした」(横井一輝 記者)

 愛知県の商業地で今年、地価の上昇率が最も高かったのが伏見エリアにある中区錦2丁目のビル。

 土地を取引する際の目安となる土地の価格「地価」。

 18日に発表された愛知県商業地の地価上昇率トップ5には中区の伏見・栄エリアから錦2丁目、栄5丁目など4地点がランクイン!

 そんな伏見エリアにあるのが「伏見地下街」だったのです。飲食店の店長もさらなる期待が。

「上にまた2個(ビルが)できるじゃないですか、うちはランチも朝もやってるので、需要が伸びるのでは」(地下街の飲食店)

 一方、ここ数年、地価上昇率の上位を独占してきた名古屋駅エリア。

 企業の出店希望はいまも相次いでいますが、貸オフィス業「ビルプランナー」ではこんな悩みが。

「今このぺージだとお部屋が全部埋まっている状況」(名古屋駅エリアで貸オフィスを営む ビルプランナー 水野俊邦 店長)

 数年前には10%ほどだった名古屋駅エリアのオフィスの空き。今はなんと3%。出店を諦める企業もいるといいます。


 そんななか、次の候補地として選ばれるのが「伏見エリア」。

「おそらく地下鉄東山線で(名古屋駅から)1本で行ける、栄からも近いので伏見に流れている」(名古屋駅エリアで貸オフィスを営む ビルプランナー 水野俊邦 店長)

 名古屋駅エリアの地価上昇率を伏見エリアが上回る。専門家はこうした流れは今後も続くとみています。

「名古屋駅自体はオフィスを中心に商業施設もいくつかある。伏見・栄はオフィスはもちろんのこと、最近はホテル需要も非常に多い。伸びしろはまだあるので、これからもしばらくこの状態が続くのでは」(不動産鑑定士 小森洋志さん)

中京テレビNEWS