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【住宅ローン】「変動金利」は今後上昇する可能性も 少しでもヒヤッとしている方は、早めに「固定金利」に借り換えを

9/19(水) 13:10配信

マネーの達人

「昨日まで太陽が昇ったということは、明日も同じように太陽が昇るという証明にはならない。」

誰が言ったかは忘れてしまいました。

きっと有名な哲学者です。

「太陽」って言っているから、物理学者なのでしょうか。

私の頭の片隅に残っていたこの言葉がぱっと脳の中央で踊り始めたのには、理由があります。

それは、長期金利がほんのちょっと上昇したから。

今回はそれをきっかけに、住宅ローンの固定金利か変動金利か(期間固定金利か)という、よく耳にする問題に切り込んでみようと思います。

長期金利が「高止まり」しています

7月26日に0.1%を回復した新発10年国債利回り(長期金利)。

その後はどうなるかと眺めていましたが、どうやらこの0.1%前後の居心地が良いらしくて、ここ1か月間はこのあたりをウロウロしています。

その金利決定のメカニズムというか市場の温度については、私などよりももっとわかりやすく解説してくださる寄稿者の方がおられますから、それには触れません。

ここでは「マイナス金利」と言われていた長期金利が底を打ち、久々に上昇したと思ったらどうやらそれが安定しそうだということを問題にします。

なお「高止まり」という表現ですが、0.1%を高いとするかどうかは難しいです。

それについては後述します。

固定金利は変動金利よりも先に上がります

長期金利の上昇がなぜ問題なのかというと、一般的には長期金利は短期金利に先んじて上昇するからです。

・長期金利:日本銀行が10年物国債を新たに販売する時の金利。

そのため将来の景気観測が金利に反映される。

・短期金利:無担保コール翌日物(銀行どうしの、借入した翌日に返済する融資)の金利。

現在の景気がダイレクトに反映される。

将来の観測が含まれるから、長期金利のほうが先に上昇するのですね。

これは分かりやすい。

長期金利が上昇することは、後の短期金利の上昇を予感させます。

それでは長期金利と短期金利は、私たちの生活にどのような影響を与えるのでしょうか。

庶民に最も影響が大きいのは、住宅ローンでしょう。

というのも、住宅ローンの固定金利は長期金利と、変動金利は短期金利と連動しているからです。

実際に7月末以降の長期金利じわり上昇に合わせて、各銀行は住宅ローン商品の固定金利をじわり上昇させています。

そして、のちの変動金利の上昇が予想されます。

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最終更新:9/19(水) 13:10
マネーの達人