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育児放棄を続ける生活保護受給者と全面対決! 子供の命を守れるか?/「ケンカツ」最終回

9/19(水) 18:32配信

トレンドニュース(GYAO)

吉岡里帆が主演を務める「ケンカツ」ことカンテレ・フジテレビ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の最終回が、9月18日に放送された。育児放棄を続ける生活保護受給者が、娘を命の危険にさらしているにもかかわらずお金に執着する様子が描かれた。

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本作は、漫画誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載中の柏木ハルコによる同名漫画が原作。新人公務員・義経えみるが、生活保護受給者たちの人生に向き合って奮闘する姿を描く。

高齢受給者の祖母と暮らすハルカ(永岡心花)の元に、4年前に失踪した母・梓(松本まりか)が帰ってきた。梓はえみるたちに、親の介護と娘の育児を行うから、自分も生活保護を受けたいと主張。しかし、生活保護を受給できることが決定すると再び家を空け、ハルカを1週間以上も放置していた――。最終回では、生活保護費を口座振り込みから窓口支給に変更された梓が、彼氏とともに険しい表情で役所に乗り込んできた。さらに、京極(田中圭)から「生活状況が把握できないと受給するのは難しい」と言われた梓たちは、なんと暴力に訴えて警察沙汰にまで発展してしまう。

お金に執着する梓は、ハルカの心配をする様子がまるで見られない。ハルカを長い間家に放置して命の危険にさらしたことも虐待であると認識していなかった。それどころか、「どこが命の危険なのよ!?」と声を荒げて反抗する場面もあった。

そんな梓だが、ハルカが養護施設に入所させられるかもしれないと知ると態度が一変。それまで、えみるたちに対し、怒鳴り声でお金を要求していた梓だったが、か細い声で「それはありえないです」と拒否。青ざめた顔をしたことから、施設に対して何かしらの事情を抱えていることがうかがえる。えみるはハルカの幸せを守るために、ハルカにどのような寄り添い方をするのか。また、梓はハルカの母親としての自覚を持つことができるのか――。

生活保護というテーマを通じて、親子問題やアルコール依存症など、複雑な問題を取り上げてきた「健康で文化的な最低限度の生活」。ドラマとしては異色の題材を扱う一方で、登場人物たちのコミカルな掛け合いも魅力となっており、最終回の放送後には、「重いテーマだったけど、そんなに見ていて辛くはなかった」「難しいテーマを、爽やかめの映像で作っていて良かった」「少し難しいテーマだったけど、意義のある作品だった」といった声があがった。同ドラマをきっかけに、生活保護への関心が高まったといえるだろう。

(文/山内光太郎@HEW)