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御蔵の歴史、語り継ごう 高岡の戸出御旅屋の門保全会

9/19(水) 22:18配信

北日本新聞

■活動に力、人材育成へ

 高岡市の戸出御旅屋(おたや)の門保全会(長井進会長)は、戸出コミュニティセンター敷地内に、かつて加賀藩の「御蔵(おくら)」があったことを住民に伝える活動に力を入れる。22日に戸出コミュニティセンターで集会「語り継ごう 戸出御蔵の歴史」を開き、御蔵跡について語ることができる人材の育成につなげる。

 御蔵は年貢米を収納するための倉庫で、戸出には1654年に建てられた。9345石の米を蓄えることができ、当時の礪波(となみ)郡内にあった15の御蔵の中で最大規模だったという。1874年に廃止された。

 今回は跡地にあった事業所の「戸出物産」や「戸出撚糸」「ハニー」で働いていたOB、OG約30人に、会社の歴史を語ってもらう。当時の写真も持ってきてもらい、懐かしい思い出を振り返る。

 長井会長(80)は「活動を続け、最終的には戸出の住民みんなが語り部となって周囲に御蔵跡の歴史を話せるようになってほしい」と話す。

 同会は、集会の内容をまとめ、写真とともに11月に戸出コミュニティセンターで開かれる戸出地区文化祭で発表する。

北日本新聞社

最終更新:9/19(水) 22:18
北日本新聞