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「芋地蔵」地域の象徴に 金沢・粟崎の水月院、24日お披露目

9/19(水) 1:14配信

北國新聞社

 粟崎町の曹洞宗水月院は、加賀野菜「五郎島金時」を抱えた地蔵を門前に設置する。にっこりとした表情を浮かべながらイモを抱える愛らしい姿で、久保慧光(えこう)住職がデザインした。久保住職によると、道行く住民が門前に並ぶ10体の地蔵や観音像に拝む姿が毎日のように見られ、地元の特産品を応援する気持ちを込めて「芋地蔵」を地域のシンボルにしたい考えだ。

 五郎島金時地蔵は、子どもをイメージした体長約80センチの3頭身で、がっしりとした体形は生産者の苦労を表す。身に着ける袈裟(けさ)にはイモの葉をデザインした。

 久保住職が仕上げた原型を基に、中国の職人が5月から制作しており、今月19日ごろに同院に届く。24日の「地蔵祭」に合わせて開眼の法要を行い、地域住民にお披露目する。

 2年前に五郎島金時の生産者である檀信徒から「イモをまつる地蔵があると励みになる」と提案を受け、久保住職がデザインを練っていた。

 久保住職によると、境内には地蔵や観音像が20体近くある。こども園が隣接することから近くの児童も門前を通る時は地蔵を拝んでいるという。久保住職は、認知度が高まってきている五郎島金時のさらなる普及に向け、担い手の増加の願いを込めたとし、「子どもたちに五郎島金時を大切に思ってもらい、地元に誇りを持つきっかけにもなってほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:9/19(水) 1:14
北國新聞社

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