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仮想通貨交換業3社がNY州で違法営業の疑い-州司法長官が報告書

9/19(水) 10:17配信

Bloomberg

ニューヨーク州で仮想通貨交換業者3社が違法営業している可能性があると、州司法長官が指摘した。

18日付の報告書でアンダーウッド司法長官は仮想通貨規制に違反した疑いがあるバイナンス、クラケン、ゲート(Gate.io)への対応を州の金融サービス局(DFS)に任せたと説明した。これに先立ち3社はいずれも州当局から求められた情報提供を拒否している。3社に取材を求めたが今のところ回答はない。

アンダーウッド長官は声明で「ニューヨーク州民には、ニューヨーク証券取引所であろうと仮想通貨のプラットフォームであろうと、投資する際に基本的な透明性と説明責任が確保されなければならない」とした上で、「多くの仮想通貨プラットフォームには公平性や統合性、安全性を確実にするために必要な規則や手順が欠けている」と指摘した。

同州の司法当局は4月に仮想通貨の主要交換業者13社を対象に業務や内部統制のほか、市場操作や不正行為の予防策の詳細に関する調査を開始した。9社は調査に参加したが、他の4社はニューヨーク州で取引を扱っていないと主張。クラケンのジェシー・パウエル最高経営責任者(CEO)は4月のツイートで司法当局の要請を批判し、応じない考えを示した。

コインマーケットキャップ・ドット・コムの集計データによると、バイナンスは取引高で世界最大の仮想通貨交換業者。クラケンは14位、ゲートは27位となっている。

司法長官の報告書は仮想通貨市場で3つの「懸念分野」に言及。具体的には、不適切な取引慣行への対策欠如、利益相反、顧客資金の保護対策が限られていることに警告を発した。

原題:Three Crypto Exchanges May Be Operating Illegally, N.Y. Says (2)(抜粋)

Lily Katz

最終更新:9/19(水) 10:17
Bloomberg