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台湾の日本式建築に和菓子屋 八田与一記念園区内でプレオープン

9/20(木) 13:29配信

中央社フォーカス台湾

(台北 20日 中央社)日本統治時代に烏山頭ダム(台南市)の建設を指揮した日本人水利技師、八田与一を記念して造られた「八田与一記念園区」内の日本式建築に18日、手作りの和菓子を味わえる店がプレオープンした。同園区を創設したシラヤ(西拉雅)国家風景区管理処は、日本の雰囲気が漂う空間でおいしい和菓子を楽しんでもらいたいとしている。

同園区は烏山頭ダムの敷地内にある。日本式建築は日本統治時代の1921(大正10)年に建てられた宿舎群の一つで、宿舎群には当時、八田や他の日本人技師が入居していた。2009年、「八田邸」を含む4棟の修復が決まり、修復には工事を請け負った企業が八田の故郷、金沢を訪問して学んだ日本の伝統技術が導入された。2011年に落成、供用開始となった。建物内の家具は金沢市民から寄贈された古家具だという。

和菓子屋がプレオープンしたのは「赤堀邸」で、烏山頭出張所の所長を務め、八田の娘婿となった赤堀信一が住んでいた建物。同処は、和菓子を作る過程では油は一切使われず、煙も出ないため、建物に影響を及ぼすことはないとしている。

(編集:楊千慧)