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帰国子女の憂鬱…楽な人生?とんでもない! 漢字に青春、悩み尽きず 英語コンプレックス抱えた人も

9/21(金) 7:00配信

withnews

【#withyou ~きみとともに~】
 英語がペラペラで入試も優遇されることの多い帰国子女をうらやましい気持ちがあります。日本で生まれ育った記者は「自分も帰国子女だったら」と思ったこと、数えきれません。ですが、帰国子女の人たちも悩みが尽きないようです。青春の曲を共有できない、漢字が分からない…。中には英語にコンプレックスを持つ人も。「純ジャパ」の人たちと同じように世の中に疲れてきた「帰国子女」たちに話を聞きました。(影山遼、河原夏季)

【画像】帰国子女も多い楽天の会社内の画像はこちら。違和感を覚える人も多い純ジャパの言葉の定義も。

敬語も175Rも知らず

 「先輩たちと話す時に敬語なんて知りませんでした。話していて向こうがイライラしているのは分かりましたが、なんで怒っているのだろうって」

 小学3年生から中学1年生まで父親の仕事のためオランダで過ごしたという会社員の男性(27)は、帰国後に途中入学した中学校で、戸惑いがあったと振り返ります。男性は、誰しも一度は習ったことのある国際司法裁判所(ICJ)のあることで有名なオランダのハーグで5年間生活。現地では、オランダ語より英語で学ばせたいという親の意向でインターナショナルスクールに通っていました。

 もちろん最初は英語ができず。フォローのため、授業中に隣で専門の教師が1人ついていてくれたといいます。周りの子どもについては「話しかけてくれる子が多かった。一方、興味を持ってくれない人は全く持たない、日本と同じです」。

 「教育先進国」として取り上げられることの多いオランダ。しかし、やはり厳しいことが多かったのが帰国子女。「英語が分からないのに、英語で他の科目を勉強するって無理な話。なんとなくなら分かるけれど」。一方、土曜日に通っていた日本人学校にもあまりなじめませんでした。

 男性と同じ世代の記者にとってはBUMP OF CHICKENや175Rなどが青春ですが、男性は「みんなのはやりが全然分からない。いまだにカラオケではついていけません」と物悲しげ。「日本人なのに日本人じゃない感じでした」

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最終更新:9/21(金) 14:51
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