ここから本文です

BTSとのコラボ中止に賛否 顔に泥塗られた秋元康“次の一手”

9/20(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 突然のコラボ中止にネット上では「残念」「良かった」と賛否両論の声が相次いでいる。

 12日に秋元康氏が世界で活躍するK―POPグループ「BTS」(防弾少年団)の新曲の作詞を手掛けることが発表された。しかし、そのわずか4日後にレコード会社のユニバーサルミュージックが公式HPでコラボ解消を発表。ユニバーサルミュージックに聞いたところ「制作上の都合です」(担当者)と回答があった。わずか5日間でプラン白紙とはBTSファンも、ア然としたに違いないが、騒動のキッカケは韓国のBTSのファンの総称とされる“ARMY”の暴徒化のようだ。

 日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏が言う。「日本の大物プロデューサーと韓国ナンバーワンアーティストのタッグということで、どんな曲に仕上がるのか日韓両方のARMYが楽しみにしていました。しかし、一部の過激なARMYから『右翼政治を繰り広げる安倍政権に賛同する作詞家とどうしてコラボしたのか』とBTS所属事務所のパン・シヒョク代表へ抗議が殺到しました。また、『コラボの中止と関連資料の廃棄』『不買運動を行う』といった声明文も送られてきたようです」

 BTS(Bang「防」Tan「弾」Sonyeondan「少年団」)のグループ名には「10代、20代に向けられる抑圧や偏見をやめ、自身たちの音楽を守り抜く」という意味合いが込められている。秋元氏の手がけたグループが靖国神社の前で公演したことや旭日旗が描かれた衣装を着ていたことが理由のようだ。あまりピンとこないかもしれないが今回のコラボに一部ARMYは納得がいかなかったようだ。

 年末の「第69回NHK紅白歌合戦」初出場も有力視されていたBTSだが、「今回の一件でほぼ“アウト”」(レコード会社関係者)といわれている。また、秋元氏はテレビ局や広告代理店、レコード会社関係者など芸能界と横のつながりが強いことから、場合によってはBTSが元SMAP3人のように日本芸能界を“出禁”状態になるのではないかと危惧する声もある。

 パン氏からの働きかけによってコラボが成立しかけたのに、一方的に歌詞を提供した新曲の発売中止を言い渡され、顔に泥を塗られた格好の秋元氏。気になるのはヒットメーカーの次の一手だ。

「今回の件で他の大手レコード会社はほくそ笑んでいると思います。秋元さんは日韓合同ガールズグループ『IZONE』をプロデュースするなど韓国に力を入れようとしているのは明らか。先日ガールズバンドを結成すると発表した秋元氏はワーナーミュージックと初めてタッグを組みました。BTSと同じように世界規模で活躍している女性韓国グループ『TWICE』が所属しています。今回のようなリスクを考慮して、ワーナーをはじめとする別のレコード会社に秋元氏が接触していたとしても不思議ではありません。ひょっとしたら秋元氏とTWICEのコラボもあるかもしれませんよ」(吉岡斗志氏)

 秋元氏とTWICE側の思惑が一致したとしても、また、土壇場でちゃぶ台をひっくり返されたら元も子もない。