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富山・高岡の秋の風物詩「中田かかし祭」 世相を反映するユニークなかかし集結 /富山

9/20(木) 12:00配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 高岡市中田地区の恒例イベント「中田かかし祭」が9月23日・24日、「中田中央公園」一帯で行われる。(富山経済新聞)

味わい深く素朴なかかし

 今回で35回目を迎える同イベントは、地域活性化を目的に1983(昭和58)年に初開催されて以来、秋の風物詩として地域住民に親しまれてきた。地元の小学校や事業者などが参加し、わら、ペットボトル、発泡スチロールといった身近な素材を使って作ったかかしには、素朴ながらも奇想天外なアイデアに富んだものが多い。これまで富山にゆかりのある歴史上の人物やアスリート、世間を騒がせた時の人から、政治的メッセージを込めた社会派モチーフまで、味わい深いユーモアあふれるかかしが毎年200体ほど会場を彩ってきた。

 昨年は20年ぶりに県出身の関取となった朝乃山関、リオ五輪で金メダルを獲得したレスリングの登坂絵莉選手を模したかかしが数多く登場した。ほかにもブルゾンちえみさん、アキラ100%さんといった話題の人気芸人や、国際情勢をシニカルに表現したトランプ米大統領のかかしが来場者の人気を集めた。

 今年は中田小学校の生徒と障がい者支援施設・志貴野ホームの利用者が協力し、「今年輝いたスポーツ選手」をテーマに、サッカーのワールドカップで活躍した大迫勇也選手を模したかかしを作製。9月に引退した歌手の安室奈美恵さんをモチーフにした作品も展示する予定で、中田地区を舞台にした武将・木曽義仲と平家軍による「般若野の戦い」を再現したエリアも用意する。

 同日には野菜や草花を利用した、見立て細工が勢ぞろいする「つくりもんまつり」が高岡市福岡町一帯で開催。「つくりもんまつり」と「中田かかし祭」を往復する無料シャトルバスを運行する。

 開催時間は10時~18時。入場無料。

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