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金本阪神V完全消滅 借金今季ワースト11…13年連続でV逸

9/20(木) 9:00配信

デイリースポーツ

 「ヤクルト9-4阪神」(19日、神宮球場)

 金本阪神のリーグ優勝が完全消滅した。敵地・神宮球場でヤクルトに7連敗を喫し、13年連続のV逸が確定。3位・巨人とのゲーム差は1・5差と変わらないが、借金は今季ワーストの11に膨らんだ。残り19試合。逆転CS出場に向け、懸命の戦いに挑む。

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 神宮の阪神ファンから、ため息がもれる。時折、厳しい声も飛んだ。V完全消滅の結果を受け止め、金本監督は三塁側スタンド沿いを歩いた。今季も悲願達成とはならない。就任3年目も届かなかった夢。19試合を残してこの日を迎えた。

 「(V消滅を問われ)ああ、そう。(目の前の試合を戦っていくだけかと問われ)それはそうですよ。また明日があるんだから」

 スタートでつまずいた。初回、1点を先制しながらもその裏に6点を奪われた苦しい展開に。その後二回に1点、四回に2点を奪ったが、四回裏にソロ弾で再び1点を追加される流れとなった。

 「(先発が崩れると苦しく)なりますね、どうしても。(四回のソロ被弾は)追い上げムードがね、やっぱり。あの一発も同じ西浦か。気を付けてほしいけどね、そこは。あの場面は」と金本監督。最後は九回2死一塁から、糸原が一度は遊撃内野安打とジャッジされたものの、リクエストで判定が覆りゲームセット。五回以降無安打と打線も沈黙した。

 昨年は優勝した広島に次ぐ2位でフィニッシュ。10ゲーム離されたとは言え、貯金「17」。今季の優勝に期待が高まったものの、4番として獲得したロサリオの不振など、春先から打線が停滞。投打がかみ合わず、勢いにも乗れないまま。これで借金も今季ワーストの「11」となった。

 チームとしては06年から13年連続のV逸に。ただ、ここで終わりではない。順位は最下位のままで、ヤクルトとは7ゲーム差に開き2位は絶望的。ただ、3位までが1・5ゲーム差という大混戦だ。

 「(次はCSが目標かと問われ)そうしかないよね。明日からがんばっていくしかないですね」と指揮官。20日からはV目前の広島と、マツダスタジアムでの3連戦。一つでも上を目指し、誇りをかけて戦うしかない。