ここから本文です

障害者雇用水増し問題 三重県教委再調査、あす公表

9/20(木) 11:00配信

伊勢新聞

 三重県教委が障害者雇用率を水増しした問題で、廣田恵子教育長は19日の定例記者会見で、平成28年度以前を対象とした調査結果を21日に公表する考えを示した。ただ、退職者に聞き取りをしていないため、調査前後で障害者雇用率を単純に比較できない。

 問題を巡っては、県教委が10日に29、30年度の障害者雇用率に誤りがあり、実際は法定雇用率を下回っていたと発表。同様の水増しは少なくとも20年度分から続いていたというが、県教委は過去にさかのぼって調査しない考えを示していた。

 一方、県教委は発表の翌日に鈴木英敬知事から指示を受けて、現在の調査方法が始まった19年度から28年度までの調査を14日に開始。「障害者雇用率の誤りを招いた新たな理由が判明した場合は、その理由に応じた改善策を講じたい」としている。

 ただ、21日に発表する障害者雇用率は「あくまで参考値」(県教委)。県教委は28年度以前に退職した職員への聞き取りなどができないことを理由に「21日に公表する障害者雇用率は正確な値ではないと考えられる」と説明している。

 廣田教育長は会見で、調査への方針を転換したことについて「おそらく(29、30年度分と)同じだと申し上げたが、軽い考えだったと猛省している」と陳謝。21日の調査結果は「(当初の障害者雇用率を)下回ると考えられる」との認識を示した。

伊勢新聞

最終更新:9/20(木) 11:00
伊勢新聞

Yahoo!ニュースからのお知らせ