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<柏の妻殺害遺棄>「裁判で適切な刑を」 遺族がコメント

9/20(木) 10:14配信

千葉日報オンライン

 千葉県柏市の弥谷麻衣子さん(30)が夫に殺害され、夫とその母親が実家に遺体を埋めて遺棄したとされる事件で、麻衣子さんの両親と妹が19日、夫と母親について「裁判の中で適切な刑が下されることを願っております」とするコメントを、代理人弁護士を通じて公表した。

 同事件で千葉地検は8月28日、殺人と死体遺棄の罪で夫の元銀行員、鷹仁被告(36)=柏市南柏中央8=を、殺人ほう助と死体遺棄の罪で実家に住む母親、恵美被告(63)=茨城県取手市井野台4=を起訴している。

 遺族はコメントで「麻衣子は子育てに悩み、疲れ果てていました。一番の支えは夫である鷹仁だったはずです。最後まで麻衣子に寄り添い続けてほしかった」と、無念さをにじませる心情を吐露した。

 鷹仁被告が麻衣子さんが行方不明になったと警察に届け、自らチラシを配って麻衣子さんを探しているように装っていたことから「鷹仁と母親恵美は周到に計画し、麻衣子を無残に殺害して遺棄し、4カ月の間、私たちをだまし続けたのです」と非難。怒りをあらわにした。

 代理人によると、遺族は被害者参加制度を利用して夫と母親の裁判の傍聴を希望しているという。

 起訴状によると、夫の鷹仁被告は3月4日午後、自宅で麻衣子さんに睡眠導入剤を混ぜたカレーライスを食べさせた後、同市内の路上に止めた乗用車内で首を絞めて殺害。母親の恵美被告は2月、鷹仁被告が殺害しようとしていることを知りながら、実家に遺体を埋めることを提案。2人は殺害2日前、遺体を埋める穴をシャベルなどで一緒に掘り、共謀して遺体を遺棄した。

 県警は7月に死体遺棄容疑で2人を逮捕し、いずれも8月に殺人容疑で再逮捕した。

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