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掛金を上乗せして支払うことができるiDeCo+(イデコプラス) 従業員の老後の安心を「中小事業主」が後押し!

9/20(木) 10:00配信

マネーの達人

昨今、老後準備の制度がますます充実してきています。

今回は、企業型確定拠出年金のマッチング拠出とは逆になるような制度であるiDeCo+(イデコプラス)についてお話したいと思います。
  
マッチング拠出とは、企業型確定拠出年金の加入者(従業員)が自分で掛金を上乗せして支払うことができる制度のことです。

iDeCo +(中小事業主掛金納付制度)とは?

iDeCo+(イデコプラス)とは愛称で、正式名称「中小事業主掛金納付制度」といいます。

まだあまり知られておりませんが、2016年に法改正されて2018年5月から制度がスタートしております。

確定拠出年金には、そもそも企業型と個人型がありますが、今回の制度は個人型にくっついた制度で、中小事業主は従業員が任意で加入しているiDeCo(個人型確定拠出年金)に掛金を「プラス」して支払うことができるようになりました。

これにより従業員の老後の安心を中小事業主が後押しできることになります。

対象となる中小企業の要件とは?

正式名称に「中小事業主」とあるように対象となるのは、中小企業です。

3階建てとも言われるような老後準備制度の整った大企業は対象外となります。

では、その対象となる中小企業の要件ですが、下記の(1)~(5)の要件を全て満たす必要があります。

(1) 従業員(使用する第1号厚生年金被保険者)が100名以下であること。

(2) 企業型確定拠出年金を実施していなこと。

(3) 確定給付企業年金を実施していなこと。

(4) 厚生年金基金を実施していなこと。

(5) 従業員の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合、労働組合がないときは従業員の過半数を代表する者に中小事業主掛金を実施することについて同意を得る(労使合意をする)こと。

加入対象者の要件とは?

次に加入対象者の要件ですが、それは個人型確定拠出年金(iDeCo)に自分で加入している従業員で、事業主掛金を支払うことに同意した人になります。

(個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者とならない従業員に対して、中小事業主掛金のみを拠出することはできません。)

iDeCo+は、冒頭でもお話したように個人型にくっついた制度ですので、そもそも個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入していなければなりません。

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最終更新:9/20(木) 10:00
マネーの達人

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