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アウディ初の市販EV「e-tron」正式発表 航続距離400km、ブレーキングの90%以上を回生で賄う

9/20(木) 15:31配信

Autoblog 日本版

アウディ初の市販電気自動車となるe-tronが、カリフォルニア州で開催のプレミアイベントで発表されました。e-tronの価格は7万4800ドル(約839万円)からとなっており、ジャガーI-Pace(6万9500ドル、約780万円)とテスラModel X(7万9500ドル、約892万円)の中間の価格設定になっています。

アウディ e-tron 画像29枚

e-tronは他の2台(A3 Sportback e-tron、Q7 e-tron quattro。いずれもPHEV)と同様、比較的裕福な人々に向けた製品であり、そこにはいくつかの革新的アイデアが盛り込まれています。たとえばブレーキシステムは通常のディスクブレーキのほかに回生ブレーキを搭載しており、通常のドライビングにおける減速操作の90%を回生ブレーキのみで減速します。

アウディによれば、ディスクブレーキを作動させるのは減速Gが0.3以上になったときとのこと。ということはブレーキパッドの摩耗も少なくなるため、ダストで汚れたホイールを頻繁に洗う必要もなさそうです。またこのブレーキシステムによる回生がバッテリー消費を補うことで、航続距離が最大30%ほど延びるとアウディは説明します。

EVの魅力のひとつである加速に目を向けると、e-tronは0-60mph加速が6.6秒、さらにブーストモードでは5.5秒(0-100km/h加速では5.7秒)という数値が示されています。これは4323個のセルからなる大容量95kWhのバッテリーパックのおかげと言えるでしょう。ブーストモード時は300kW(約400hp)の出力と、664Nm(66.7kgm)のトルクを発揮します。

このバッテリーパックは出力150kWの直流高速充電をサポートしており、バッテリー残量が空の状態から約30分で80%まで充電が可能。比較のために言えば、ジャガーI-Paceの場合は80%充電に40分を要します。なお、米国で2019年にe-tronを購入するオーナーは、VWグループのElectrify Americaが今後設置する、40州および17都市圏、計484か所の充電設備において、1000kWまで無料の充電権が付与されるとのこと。

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最終更新:9/20(木) 15:51
Autoblog 日本版