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神奈川県、パラスポーツ団体設立へ アスリート育成も

9/20(木) 19:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 2020年東京パラリンピックに向け、神奈川県は障害者スポーツの統括団体設立に乗り出した。19年度の設立を目指し、7月に準備会を発足。障害の種別や競技種目を超えて連携し、競技の裾野を広げるとともに、トップアスリートの発掘、育成も図っていく考えだ。

 県内では、県体育協会が競技団体を束ねる一方、障害者スポーツは県レベルで核となる団体がなく、競技団体も少ないため、選手強化や普及を進める上で統括団体設置を求める声が上がっていた。

 県は競技団体や県体協、政令市などと検討会を設置し、望ましい団体のあり方について協議。普及・啓発からトップ選手の支援まで幅広く対応する団体と位置付け、7月に設立準備会を立ち上げ、年度内に基本方針をとりまとめるとしている。

 16年のリオデジャネイロパラリンピックでは、陸上男子400メートルリレー(切断など)で横浜市瀬谷区出身の多川知希選手が銅メダルをつかむなど県勢が活躍。今年8月の車いすラグビー世界選手権では、若山英史選手(横濱義塾)が金メダル獲得に貢献するなど、2年後に向けた機運は高まっている。

 黒岩祐治知事は核となる団体の設立について「障害者スポーツに関する県民への発進力は高まり、バラエティーに富んだ自主事業の実施にも期待がかかる」と述べた。

 19日の県議会本会議で鈴木秀志氏(公明党)の一般質問に答えた。

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