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松重豊が体現する“イケオジ”が渋カッコいい!妻を献身的に支える姿に号泣

9/20(木) 21:00配信

Movie Walker

190cm近い高身長とその強面の風貌を生かし、ヤクザや刑事を強烈に演じる一方で、人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」ではコミカルな役柄も巧みにこなすなど、日本のエンタメ界になくてはならない名バイプレーヤー、松重豊。そんな彼が最新作『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)で見せる、渋い雰囲気を醸し出しつつも夫婦愛に溢れた“イケオジ”っぷりを紹介したい。

【写真を見る】松重豊が自然体で演じる妻を献身的に支える夫の姿に涙

近作でも『検察側の罪人』(公開中)の闇ブローカーや、『生きているだけで、愛。』(11月9日公開)でのゲスな週刊誌編集長など、さまざまな役柄を演じ分けている松重。それらのアクの強いキャラクターとは打って変わり、本作では妻を献身的に支えようとする夫を自然体で演じている。

松重扮する房木康徳は、若年性アルツハイマーを抱える妻・高竹佳代(薬師丸ひろ子)と共に喫茶店フニクリフニクラを訪れる常連客の一人。実は、この喫茶店には、ある席に座ることで望んだ通りの時間に戻れるというウワサがあり、房木は妻が自身に伝えようとしていた“思い”を確かめるために、病の兆候が出はじめた頃の彼女に会いに行こうとする。

房木は白髪が混じった毛髪を短く刈り込んだ渋カッコイイ風貌が特徴で、妻に対する愛情の深さも印象的だ。“高竹”という旧姓を名乗り、夫を“なぜかいつも一緒にいる人”としか認識できない妻に対し、“自分は夫だ”と強く主張することもなくただそばで見守ることに努めている。その優しくて愛ある視線に観る者は心が温かくなり、さらに、過去に戻った房木がまだ記憶が残っている佳代と対峙するシーンでは、思わず涙を誘われるに違いない。妻を愛する夫を等身大で演じた松重豊。観客の心を温かく包み込む彼の魅力を、ぜひスクリーンで堪能してほしい。

(Movie Walker・文/トライワークス)

最終更新:9/20(木) 21:00
Movie Walker