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フォーミュラE:ジャガーが“Gen2”マシン『I-タイプ3』発表。パワートレインを内製

9/20(木) 12:18配信

オートスポーツweb

 パナソニック・ジャガー・レーシングは9月19日、2018/19年のABBフォーミュラE選手権に投入する第2世代シャシー“Gen2”を採用した新型マシン『ジャガーI-タイプ3』を発表した。ドライバーにネルソン・ピケJr.とミッチ・エバンスを継続起用することもアナウンスしている。

【写真】マシンのお披露目はイギリス・ロンドンで行われた

 2016/17年の第3シーズンからフォーミュラEにワークス参戦しているジャガー。2017/18年の第4シーズンではベストリザルトとなるチームランキング6位を手にしている。

 2018/19年の第5シーズンに向けては、インバーターやトランスミッション、クーリングシステム、サスペンションなどのパワートレインを内製。3万回転という最高回転数を誇るMGU(モーター・ジェネレーター・ユニット)は停止状態から2.8秒で時速100キロへ加速する性能を誇る。

 車体についても、この第5シーズンから投入される第2世代シャシーにあわせる形で従来機のジャガーI-タイプ2から800を超えるパーツを一新したという。

 ボディカラーはブラックを基調に淡いグリーンを合わせた従来のカラーリングを踏襲。コクピット後方には大きくジャガーが描かれている。

 先にGen2マシンのカラーリングを公開しているBMWはホワイトを基調に爽やかさを感じさせるデザインだったのに対し、今回のジャガーI-タイプ3はシャシー自体のアグレッシブなスタイリングが強調されるような印象になっている。

 チームディレクターを務めるジェームズ・バークレーは「短いフォーミュラE参戦期間で、我々は目覚ましい成長を遂げてきた。第2世代シャシーとレースフォーマットの変更におり、我々はさらなる好成績を手にできるはずだ」と自信を示した。

「こういった変更によって、全チームがおなじ地点からのスタートになる。我々はパワートレインをすべて内製した初めてのチームだと考えており、これにより開発などをよりコントロールできていて、大きなアドバンテージを得ていると思う」

「テクノロジーは急速に進歩していて、この第2世代シャシーは電気自動車の開発やパフォーマンス向上に向けた最高のテストベッドなんだ」

 フォーミュラEの初代王者であるピケJr.は「ジャガーI-タイプ3はまったく新しい相棒だ。新型シャシーは従来のものより大型で速さも増しているから、ストリートコースでのレースにどんな変化が起きるか楽しみだ」とコメント。

 チームメイトのエバンスは「チームはジャガーI-タイプ3をコンペティティブなものにするべく、懸命に努力を続けてきた。毎戦、優勝争いができたらうれしいね。昨シーズンから戦闘力が高まっている兆候はあったから、強い期待をもって第5シーズンに臨むよ」と述べている。

 第5シーズンのフォーミュラEは12月15日、サウジアラビアのディルイーヤで開幕する。







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