ここから本文です

七尾の祭り、英語で発信 金沢星稜大生 お熊甲祭の準備見学 博物館展示に活用

9/20(木) 1:59配信

北國新聞社

 金沢星稜大生が七尾市と連携し、勇壮な奉燈や深紅の枠旗など、七尾独特の多様な祭り文化の特徴を英語で発信する取り組みを進めている。19日は、学生が同市中島町を訪れ、翌日に行われる大祭「お熊甲祭(くまかぶとまつり)」の準備の様子を見学した。英語によるリポートは10月に開館する博物館「のと里山里海ミュージアム」のイベントで発表する。市側は同館の展示に活用して外国人旅行者の誘致に生かす。

 活動は、市と3月に包括連携協定を結んだ同大が、今年度から始めた講義「能登フィールドワーク」の一環。英語圏への留学経験を持つ同大人文学部国際文化学科の3年生12人が取り組んでいる。

 奉燈が繰り出す「七尾祇園祭」や能登島の「向田の火祭」、お熊甲祭、気多大社の「鵜祭」でウミウ「鵜様」を七尾市から大社へ運ぶ「鵜様道中」が対象となる。学生は祭りの概要や習わしだけでなく、継承にかける住民の思いも取材し、映像やパネルで紹介する計画だ。

 学生は19日、お熊甲祭を学ぶため4人1組に分かれ、3地区で調査を始めた。中島町中島の要貝地区では、木下陽介壮年団長の案内を受け、巨大な枠旗を立て、祭り道具をこしらえる作業を教わった。本社の分霊を各末社がもらい受ける奉幣迎えの儀式や、祭りで振る舞うごちそう作りの様子なども見学した。

 武田幸乃さん(20)は「本番を迎えるまでに、どれだけたくさんの人が携わり、どんなに大変かを学ぶことができた。そんな熱意も外国人客らに紹介できたらいい」と意欲を示した。

北國新聞社

最終更新:9/20(木) 1:59
北國新聞社