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EV電池材の販売強化 テックワン、1億円投じ改良

9/20(木) 1:54配信

北國新聞社

 テックワン(能美市)はリチウムイオン電池の負極材の販売を強化する。リチウムイオン電池は今後、電気自動車(EV)への活用が見込まれており、量産に向けて国内外の電池メーカーに売り込む。今後3年間で約1億円を投じ、負極材の改良や安全性を確認する。

 同社が開発したのは、リチウムイオン電池を構成するシート状の負極材。紡績技術を応用してケイ素と炭素の粒子を組み合わせ、電池の容量増加と寿命の長期化を実現した。EVの走行距離の向上が期待できる。国内外で19の特許を取得したという。

 研究は今年度、中小企業庁が後押しする「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択された。石川県工業試験場、信州大、北陸先端科技大学院大などと共同研究を続け、電池や負極材メーカーと連携して性能を検証する。

 既に複数の企業から有償サンプルの引き合いがあり、開発担当の北野高広辰口研究センター長は「ニーズの高まりに合わせ、3年後をめどに量産化したい」と話した。

北國新聞社

最終更新:9/20(木) 1:54
北國新聞社

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