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【個別銘柄】関西電高い、ゲーム不具合グリー下落、金融上昇 (訂正)

9/20(木) 11:52配信

Bloomberg

20日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

関西電力(9503):前日比4.3%高の1703円。ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」、目標株価2000円で調査を再開。2度目の値上げを実施した2016年3月期以降に経常黒字を確保、原子力発電所の再開を背景に値下げをしており価格競争力も大幅に改善しているなどと評価。配当金は21年3月期下期には30円、25年3月期は70円に達すると予想した。

グリー(3632):5.2%安の525円。子会社のライトフライヤースタジオがゲームアプリ「アナザーエデン 時空を超える猫」で発生した「ガチャ」の不具合で、2つのプログラムが組み込まれている新たな問題が見つかった、と発表。松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは、「ガチャ」の当たる確率で2つのパターンがあったと公表し、結果的に確率を操作していたと利用者に見なされても仕方がない行為と指摘。アナザーエデンは課金で柱の一つになっており、投資家の期待が大きかったと話した。

金融株:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が1.6%高の714.1円、三井住友フィナンシャルグループ(8316)が1.4%高の4603円など。銀行は東証1部33業種の上昇率2位となり、保険も上位に入った。8月の米国住宅着工件数が市場予想を上回る伸び率と良好な米経済統計が発表された19日、米10年債利回りは一時3.09%と5月以来の高水準を付けた。2日連続で3%を超え推移し、運用環境の好転を見込む買いが継続した。資産運用会社ルーミス・セイレスのダン・ファス副会長は、年内に恐らく3.45-3.5%に上昇するとみている。

半導体製造装置株:東京エレクトロン(8035)が2.8%安の1万5910円、SCREENホールディングス(7735)が3.6%安の7050円など。野村証券は19日の半導体製造装置市場のリポートで、韓国サムスンが2018年春先に一部延期を決めた平澤工場上層部のDRAM投資について、今回延期分の設備導入を再度見送り、投資再開時期を20年に先送りする公算が大きくなったと指摘。前工程の装置メーカーで、同社と取引の深い東エレクなどが大きな影響を受けるとの見方を示した。SMBC日興証券は19年の世界の半導体ウエハー製造装置(WFE)の成長率前提を1%増から11%減に下方修正したことに伴い、東エレクやスクリンHの目標株価を下げた。

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最終更新:9/20(木) 15:39
Bloomberg