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米中のユニコーン、かなり違う-中国はIPO急ぎ米国は上場を先送り

9/20(木) 12:23配信

Bloomberg

米テクノロジー業界のスタートアップ企業が新規株式公開(IPO)を急がないのとは対象的に、中国ハイテク企業の創業者は資金調達のために競ってIPOの実現にこぎ着けようとしている。

ブルームバーグ・ビリオネア指数のデータによれば、中国5社のIPOで少なくとも16人がIPOを通じて資産を計480億ドル(約5兆3800億円)に膨らませた。7月9日に上場した中国のスマホメーカー、小米の共同創業者8人がその半分を占め、合わせて265億ドル。その2週間後に米国で上場した電子商取引プラットフォームを手掛ける拼多多の黄錚最高経営責任者(CEO)は99億ドルだ。

企業価値が10億ドルを超える有望な未公開企業「ユニコーン」について、中国企業はIPOに関して「より機を見るに敏だ」とユニコーン投資商品をオンライン資産運用プラットフォームで提供しているメイシン・グローバルのケビン・ディアオCEOは説明、「2017年末に比較的良い財務実績を達成できれば18年にIPOを目指す。成長が続きバリュエーションを支えることができるかどうか不確かだからだ」と述べた。小米の売上高は17年に前年比67%増えた。16年は2.4%増。

配車サービスのウーバー・テクノロジーズなど米国のユニコーン企業の評価額は大きく膨らんだが、シリコンバレー発の今年のIPOは中国ほど多くない。非公開でいることで長期的な視点で事業展開を図ることができるとともに、株式相場の変動にさらされずに済むことから企業価値の急変も避けられる。こうした未公開の米大手ハイテク企業の創業者らが持つ自社株は総額で少なくとも600億ドルの価値があると評価されている。

原題:China’s Unicorns Race to IPO as Silicon Valley Waits Patiently(抜粋)

Venus Feng

最終更新:9/20(木) 12:23
Bloomberg

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