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新興市場と貿易紛争が世界経済に影、OECDが成長見通し下方修正

9/20(木) 20:37配信

Bloomberg

新興国市場の見通しの急激な悪化と貿易紛争激化の中で世界経済は「高い不透明感」に包まれていると、経済協力開発機構(OECD)が20日公表した経済見通しで指摘した。

こうした分析に基づき、OECDは今年と来年の世界成長見通しを下方修正した。トルコ、アルゼンチン、南アフリカ共和国、ブラジルの見通しを特に大きく引き下げた。

前回5月の経済見通し以降に、各国・地域の間の経済格差が拡大、信頼感は低下し、世界の企業景況感が減速を示唆したとOECDは指摘。要するに「景気拡大はピークを過ぎた可能性がある」との見方を示した。

OECDの分析によれば、貿易が最大のリスク要因。関税や政策変更が既に、センチメントや投資計画、一部分野の資金フローや価格に影響を与えている。世界の貿易は予想以上に急速に冷え込んだという。

保護主義の台頭は、金融環境のタイト化で既に打撃を受けている新興国経済には追い打ちとなる恐れがあるとOECDは警告し、トルコの来年の成長率予想を4.5ポイント引き下げ0.5%とした。アルゼンチンは今年が1.9%のマイナス成長、来年はゼロ成長と見込んだ。

原題:Emerging Markets, Trade Put a Cloud on Global Economy, OECD Says(抜粋)

William Horobin

最終更新:9/20(木) 20:37
Bloomberg

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