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かつてない揺れと40時間を超える停電 「平成30年北海道胆振東部地震」を体験して感じたこと

9/21(金) 8:00配信

ねとらぼ

 9月6日に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」と、それに伴う長時間の停電を体験したので、気付いたこと・役に立った物などをまとめてみます。

【画像:特に役立った「ソーラーキャンドル」】

地震発生~6日午前中

 筆者の自宅は札幌市内の高層マンション上層階。スマホの緊急地震速報が鳴り響くのと同時に大きな揺れが発生、ガラスがぶつかる音が続きました。

 揺れが収まってみると閉まっていたはずの内窓(防寒用・カギは無い)が20~30センチ移動しており、床の上に物が散らばっています。

 その時点で停電していたのでスマホの明かりを頼りに懐中電灯を取り出し、スリッパをはいて家の中を見て回ります。

 大きく壊れたものはないようなので、ヤカン・バケツ・バスタブなどに水をため(水量は落ちましたが、断水することはなかったです)、情報収集しながら家の中の備えを思い起こします。

【主な備え】
懐中電灯、キャンプ用ランタン、ヘッドランプ、ロウソク、乾電池、ソーラーキャンドル
カセットコンロ カセットボンベ数本
小型のラジオ
水(2リットルペットボトル数本)、生鮮食料品(台風が来ていたのでいつもより多め)
米、乾麺、カップ麺、モチ、乾パンなど(普段から買い置きをするタイプ)
スマホの充電:モバイルバッテリー、車の充電器

 明るくなってくると家の中の被害が徐々に判明。本棚が倒れたり、引き出しが飛び出したりしています。驚いたのは本やCDを入れてあった大型の棚が30センチくらい前に移動していたこと。ドアストッパーのネジが床から抜けてしまったところもありました。

 6時を過ぎるとニュースを見た知人や実家(関東地方です)から連絡が。特にケガなどはないことを伝えます。

 IHクッキングヒーターが使えないのでカセットコンロを準備。冷蔵庫にあるもので朝食をとります。

 公共交通機関はマヒし、信号も消えてしまっているので多くの会社や学校が臨時休業・休校に。スーパーやガソリンスタンドの状況はTwitterが、友人・知人の情報はFacebookが便利でした。

 エレベーターが使えないので外出がままならず、午前中は家の中の片付け。被害があった家具は向きを変え、散らばったものを安全なところに避難します。

 割れたものはありませんでしたが、停電の中でガラスなどを片付けることになったら大変。「おしゃれなビンなんて並べてる場合じゃない」と反省します。

 停電が長期戦になることを考え、お昼は冷凍庫のものを消費することに。カセットコンロと普段から使っているIH土鍋でご飯を炊き、お刺身をいただきます(後で聞いたら、牛肉やアイスクリームなど家庭によって優先順位があったようです)。

 このころからスマホの電波が怪しくなり、メールやLINEのメッセージがほとんど送れない状態に。小型のラジオが唯一の情報源となります。

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最終更新:9/21(金) 12:48
ねとらぼ