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スズキ ジムニー新旧比較|20年経っても変わらないジムニーらしさと大きく変わった点

9/21(金) 15:00配信

オートックワン

軽自動車最強の4WD性能を誇る、スズキ ジムニーの新型と旧型を徹底比較

◆初代ジムニーの凄さとは
スズキ ジムニーは軽自動車サイズのSUVだが、悪路向けに開発された。初代モデルの発売は1970年だから、SUVという言葉のない時代で、単純に「4輪駆動」と表現された。
今は乗用車にも4輪駆動、つまり4WDが数多く用意されるが、当時はトヨタ ランドクルーザー、日産 パトロール、三菱 ジープ程度しかない。ユーザーも建設会社や自治体で、悪路や積雪地における業務に使われていた。1982年に三菱初代パジェロが発売されるまで、SUVをパーソナルカーとして楽しむユーザーは、一部のマニアに限られていた。
初代ジムニーが凄かったのは、最初から軽自動車の規格で悪路向けのSUVを成立させたことだ。当時の軽自動車はエンジンの排気量が360ccと小さく、全長は3m以内、全幅も1.3m以内だ。このサイズで、駆動力を高める副変速機付きの4WDを搭載する本格的な悪路向けのSUVとしていた。

◆先代モデルから懐かしの初代ジムニーまで! 新旧ジムニーの違いを探る【詳細画像】

◆ジムニーは車両の性格を変えずに進化してきた
この後、50年近くにわたり、ジムニーは車両の性格を変えずに進化してきた。フルモデルチェンジの回数は非常に少なく、初代は1970年、2代目は1981年、3代目は1998年、そして先ごろ2018年7月に新型の4代目に切り替わった。
初代から50年近くを経過しながら4代目というのに驚かされるが、不都合はなかった。3代目の旧型がモデル末期の先ごろでも、ジムニーが重視する悪路走破力は、日本で買えるSUVの1位であったからだ。
それでも2018年にフルモデルチェンジを受けたのは、20年の歳月を経ると進化の余地が生じたことにある。
まず安全装備が大幅に進化した。歩行者や車両を検知して、衝突の危険が生じると緊急自動ブレーキを作動させる機能は、2000年以降に生まれた。横滑り防止装置も採用され、この応用技術として、空転を生じたホイールにブレーキを作動させて駆動力の伝達を保つことも可能にする。この電子制御機能は、低コストで悪路の走破力を効果的に高めるものだ。このほか衝突安全性や燃費性能も進化した。
ラダーフレームを使うボディ構造は従来と同じだが、フレーム、足まわり、エンジンといった各種のメカニズムはすべて刷新されている。

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最終更新:9/21(金) 16:36
オートックワン