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パイオニアのユニバーサルUHD Blu-rayプレーヤー上位モデル「UDP-LX800」が遂にベールを脱いだ。徹底した造り込みで、一歩上の絵と音を実現!

9/21(金) 17:04配信

Stereo Sound ONLINE

 パイオニアから、ユニバーサルUHDブルーレイプレーヤーのフラッグシップとなる「UDP-LX800」が発表された。定価は¥365,000(税別)で、11月中旬の発売を予定している。

UDP-LX800の主要パーツ

 パイオニアからは、先頃同じくユニバーサルUHDブルーレイプレーヤーの「UDP-LX500」が発表され、まもなく店頭に並ぶ予定だ。LX800はその上位モデルであり、同社のティーザー広告等でも登場を予告されていたので、正式なリリースを待っていたファンは多いことだろう。さっそく、その詳細を報告しよう。

 UDP-LX800は、同社ビデオディスクプレーヤーの高画質技術とSACD/CDプレーヤー「PD-70AE」の高音質技術を結集した集大成モデルで、絵・音ともに高S/Nと豊かな情報量再現を実現した製品となっている。そしてその理想実現のために、電源やグランド、シャーシといったアナログ的な部分にも細かな配慮を施している。

 再生可能なメディアはUHDブルーレイ、DVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、CD、DSDディスクやBD/DVDの各種録画用ディスクなど。さらにUSBメモリーからの再生も可能だ。なおLX800もLX500と同様にディスクメディア再生機という位置づけで、動画や音声のストリーミング再生機能は持っていない。

スペックに出てこない“造り込み”の違い

 開発担当者によると、「LX500では予算等の一定の枠がある中で、最高の品質を実現しました。今回のLX800はより広い枠の中で、コンテンツのよさをもっと引き出せるようにチューニングを徹底しました。こういったスペックには出てこない造り込みの違いが、LX800では大切だと考えています」とのことだ。

 ではその“造り込み”とは、具体的にどんな点を指しているのか。まずは理想的なディスク再生のために、高い剛性を持った本体構造を採用している。内部は本体正面から見て左に電源部(デジタル用、アナログ用)、中央にドライブとデジタル回路、右にアナログオーディオ回路の3つに分けられており、それらを区分するような形で天板側にビーム(梁)を渡すことで筐体の堅牢性を高めている。

 中央に置かれたドライブメカにはハニカム構造の天板が取り付けられ、共振と内部で発生する定在波を抑制する仕組だ。さらにドライブそのものも減衰性の高いラバー素材を介してベースに取り付けるフローティング構造を採用している。なおこの天板やビームには「BDP-LX88」でも使われていた制振性の塗装が施こされている(後述するトランスカバー等も同じ)。

 さらにLX800ではファンレス&放熱孔レスの設計が採用されているが、これは企画サイドからの強い要望で実現したそうだ。高速回転するUHDブルーレイから信号を読み取り、デコード・再生するには、デジタル回路等の発熱は避けられない。しかし開発陣は、部品の選定や内部の配置まで細かく検証することで、ファンレスでも問題のない回路に仕上げている。発表会ではLX800のすぐ近くに座っていたが、モーター音はまったく気にならなかった。

 もうひとつの造り込みは、電源・グランドの低インピーダンス化や不要輻射の抑制などになる。前者はアナログ基板の中央に銅製の太いバスバーを通すことでグランドの安定化を向上、後者は電源トランスや回路をカバーで覆うことで実現している。トランスカバーには「f字」、電源回路カバーには「へ音」記号の型押しがされているが、これはカバーの定在波と筐体内の響きに考慮した結果とのことだ。アナログ用トランスは、瞬時電源供給能力に優れた、大容量タイプを新たに搭載している。

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最終更新:9/21(金) 17:04
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