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吉田羊、養子縁組家庭のドキュメンタリーでナレーションを担当「難しかった…」

9/23(日) 6:00配信

オリコン

 女優の吉田羊が、カンテレで24日に放送される『報道ランナースペシャル 2人のママにひまわりを~特別養子縁組で結ばれた家族~』(後3:50~5:53)のナレーションを担当。「難しかった…」と振り返った収録についてや、番組の見どころについて語った。

【写真】樋口さん一家

 『報道ランナー』(月~金 後4:47~7:00)は、関西に密着した報道番組。今回、同局のドキュメンタリーチームが長い時間をかけ、「特別養子縁組」で結ばれた家族に密着。血のつながりのない家族が、“家族になるということ”“命を育むということ”と向き合う姿を伝える趣旨で、奈良県橿原市の樋口さん一家に密着。

 樋口家は、夫・祐勇(ひろとし)さん、妻・藍子(らんこ)さんと、兄・いっちゃん(一絆・4歳)、妹・みぃちゃん(心絆・1歳)の4人家族だが、一家に血のつながりはない。不妊症に悩み、治療を続けたが、特別養子縁組により赤ちゃんを迎えることを決断した樋口さん夫妻、「2人のお母さんがいること」を少しずつ受け止めていく子どもたち、ありのままの樋口家の姿を通して「家族とは」と問いかける。

 ナレーションを担当して、吉田は「妊娠・出産にまつわるドラマに出演したこともあり、養子縁組という選択肢についての理解が深まればいいなと思い、ナレーションを引き受けましたが、実際には簡単な題材ではなく、視聴者の感情をミスリードしてはいけないなと、すごく難しかったです」と、収録時を振り返った。

 「ドキュメンタリーとして『特別養子縁組』という制度を伝えるだけでなく、一番大切な“子供の感情”にフォーカスされており、これだけ小さい体と心で、この子が一体何を感じて、受け止めようとしているのかなと、子どもの気持ちになって考えていました」。

 藍子さんは息子に対し、「いっちゃんには、もう一人、ママがいるんだよ」と、産みの母がいることを伝えている。「2人のお母さんがいる」ということを、子供たちがどのように受け止めるのか。日々の成長の中で、少しずつ変化するいっちゃんの表情を見て、吉田は「いっちゃんが、実母の写真をじっと見ているシーンは特に印象的でした。何かを思って、何かを感じているシーン。彼の、写真を眺める目線を見ていると、まだ小さい男の子ですが、何かを感じて生きているのだなと、グッとくるものがありました」と、思いを寄せた。

 妹・みぃちゃんは、生まれつきダウン症。養子縁組の際、託される赤ちゃんがダウン症だと聞いても、藍子さんの引き受けについての決意が揺らぐことはなかった。しかし、夫側の両親は、病気の大変さを背負うことや、将来いじめにあうのではないかと心配し、毎日のように話し合いを続けた。

 「病気だからといって引き受けないという選択肢は無い」という藍子さんと、「大変なことが分かっていて苦労を背負うことが心配」という祖父母。双方の意見について、吉田は「当事者になってみないと分からないことですよね。こういう現状を知らずに判断していることもあるかもしれない。みぃちゃんが笑顔で過ごしている姿、それに尽きるのかなと。こういう『家族のカタチ』もあって、みぃちゃんがこの家族に出会って幸せであるということが伝わればいいかなと思いました」と、話していた。

 血のつながりのない4人が、命を受け止め、環境を受けとめ、ひとつの家族になっていく過程を追いかけるこの特別番組を通して、「まずはとにかく見ていただいて、すぐに答えはでないかもしれませんが、一つの“家族が生まれる瞬間”を見届けていただきたいなと思います。きっと、“何か”を感じていただけるはずです」と、視聴を促した。

最終更新:9/25(火) 5:25
オリコン

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