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部下への「大丈夫?」「わかった?」が果てしなく無意味な理由

9/23(日) 19:40配信

LIMO

「部下がうつうつとしていて、やる気がないように見える」
「仕事に集中できていないのか、ミスやトラブルが多発している」

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ただでさえ人手不足の職場において、そんな「モチベーションやパフォーマンスが低い部下」の存在は深刻だ。そんな部下を「いきいきと主体的に働いて、成果を上げる部下」に変えるには、どうしたらいいのか? 

若手社員から中堅・管理職・人事・経営者まで、多様なビジネスパーソンの問題と向き合ってきた産業医であり、『マネジメントはがんばらないほどうまくいく うつうつ部下をいきいき部下に変える世界一シンプルな方法』の著者・三宅琢氏に解説してもらった。

「当事者不在型マネジメント」の恐怖

「部下はこうあるべきだ」
「うちの社員なら仕事はこうやるのが当然だ」

といった「型」は、企業によっていつの間にか出来上がっているものです。

けれども、マネジメントを上司の考える「型」にはめ込んでいくやり方で進めていると、必ずしっくりこない部分が出てきます。「マネジメントされる側」のことをしっかり見ずに、強引に引っ張っていくばかりでは、いずれほころびが出ます。それは、結果的に上司の仕事を増やすことにつながります。

・当事者不在のまま、「これでやれ」と押しつける
・その結果を見て「こいつは向いていない」と勝手に判断する

こんなふうに、一度も当人の意見を聞くことなく、どんどん上司だけで進めてしまうとすれば、マネジメントが簡単になったように見えても、メンタル不調の増加・モチベーションの低下・辞める人の増加などによって、「やらなくてもよかった仕事」が増えていくことになるのです。

部下に「教わりに行く」ことの大切さ

現代の職場において、モチベーションの高い部下を育てるには、「当事者ときちんと向き合うマネジメント」が求められます。

「向き合うと言っても、どうしていいかわからない」と思う方もいるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。わからないなら、教えてもらえばいいのです。

わからないことを、わからないままにしておくことは、厳しくいえば職務怠慢です。でも「部下をどうしていいかわからない」と嘆く前に、当人に教えてもらいに行けばよいのです。

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最終更新:10/10(水) 11:10
LIMO